ニコニコ動画の「A列車で行こう」関連の動画を、個人的視点で適当に評価するエントリー。
今回は、6/28に公開された動画を順不同で。
[評価項目]
- 動画構成…時間配分、起承転結等、構成の観点からの評価
- 動画技術…画質・音質、エフェクトのかけ方、などの技術的視点からの評価
- A列車的面白さ…コンテンツのうち、A列車のプレイ内容についての評価
- 演出面での面白さ…A列車以外の部分や、プレイの演出方法、BGMなどについての評価
- 好み度…シンプルに、どれぐらい気に入ったか、という評価
すべて10点満点で、5点を中心とした加点・減点評価。特に目立つところがなければ5点になります。
いろいろな理由で、記載していない動画もありますので、ご了承ください。
箇条書きのところには、動画を見ながら感じたことを、特に整理せず書き連ねています。
あくまで、自分にとってどうだったか、を評価するものです(評価基準)。世間一般の評価とは大いにズレがあるかと思いますので、その程度のものということでご覧ください。
動画作成者の方々は、ここに書いたことを参考にするもしないも自由です。どのみち、万人に受け入れられる動画などあり得ませんので。
【A列車で行こうDS】 震災復興開発記 1
- 動画構成 9/10
- 動画技術 8/10
- A列車的面白さ 5/10
- 演出面での面白さ 8/10
- 好み度 9/10
- これは6/27の作品ですが、例外的に書きとめておこうと思います。
- とにかく、構成・演出が巧み。何がどう巧みなのか、自分のレベルでは残念ながらうまく記述できないです。
- 各キャラクターの性格付けが的確。特に経理部長と車掌。
- 社長の姿は具体的に出てこないけれど、それでも作者とは別の独立した人格を与えているところが、ニコ鉄の一般的な「社長」「支社長」とは異なるところ。
- プレイ内容がどのようになるのかは、正直未知数。ただ、このオープニングを見る限り、期待値を高く設定してもいいのではないかと思います。
【A列車で行こう7】 港星鉄道 第13話・改
- 動画構成 4/10
- 動画技術 4/10
- A列車的面白さ 4/10
- 演出面での面白さ 5/10
- 好み度 3/10
- 滝川クリステルクリエイターなんてあるんだ……。
- 路線敷設のところ、駅名だけポンポン書かれても何がなんだか……。
- 途中で飽きが来てしまうのが残念。目指すところがわからず、だらだらと開発してるように見えるのと、A7の弱点としてずっと画面構成が変わらないのが、その理由かも。
- マップ左側にそんなに路線開業して、右側どうするんだろう? 編成数とか大丈夫でしょうか。
- 最後のネタを消す前のバージョンも見たけれど、ああいうネタは、ちゃんと作りこまないと反感を買うだけですね。上の「震災復興開発記」も、ゲーム上のシナリオに沿っているとはいえ、災害をテーマにしていて、下手に扱うと反感を買いかねないわけですが、そうではない。それはなぜかを考えてみるのもよいのではないかと。
【MAD】ニコ鉄バスターズ!【A列車で行こう×リトルバスターズ】
- 動画構成 7/10
- 動画技術 9/10
- A列車的面白さ 2/10
- 演出面での面白さ 5/10
- 好み度 3/10
- 「A列車で行こう」タグが固定されてるけど、実はあまりA列車では行ってない。キャラクターのインパクトの方がはるかに強いので。サブタイトルも、「ニコニコ鉄道×リトルバスターズ」の方が適当かと。
- ぶっちゃけ、ニコ鉄古参とか四天王とかいっても、今活動していない人にはあまり興味ないです。昔の動画まで見返すのも面倒ですし。
- 元ネタ知らないので、MADとしての出来はよくわからないけど、同じく元ネタ知らずに見た「にこてつ!」の方が面白かったのは、A列車寄りの内容だったからかもしれないですね。
- まあ、こういうのは知ってる人が楽しめればいいや、というようなもので、こういう動画が作られること自体を否定はしないんですが。
【A列車で行こうDS】 自分でできる限りカオスダイヤを作ってみた
- 動画構成 5/10
- 動画技術 6/10
- A列車的面白さ 9/10
- 演出面での面白さ 7/10
- 好み度 8/10
- 素材だけで芸になるいい見本。
- 列車がうねうね動くさまが妙に気持ち悪い。もちろんそれがいい。
- こういうのは一発ネタだからいいのであって、ぐだぐだ説明しようとするとよくないのかもしれない。
【A列車で行こう7】来栖支社 東方遠征開発課 第20回
- 動画構成 4/10
- 動画技術 7/10
- A列車的面白さ 7/10
- 演出面での面白さ 4/10
- 好み度 6/10
- あれ? これA列車の動画だよね? イントロ何……。
- ってことで一旦萎えて見るのやめたんですけど、気を取り直して見てみました。
- ちゃんと資料も出して説明してもらってるのに、貨物関連で何をやってるのか掴めないのはなぜだろう。これは皮肉ではなく、どんどん情報が出てくるのにまったく飲み込めない自分が、客観的に見て不思議でした。自分も、情報をきっちり出すということは気を使ってるつもりだけど、ひょっとしたら視聴者をこんな状態にしてるのかも? という危機感を少し持ちました。
- 航空ねえ……うーん
- 巡航速度の差(前から、鉄道に巡航速度という言葉を使うことに抵抗があるけど)には、皆さん苦労してるみたいですね……。
【A列車で行こう7】 初音電気鉄道開発記 〈第18曲〉
- 動画構成 4/10
- 動画技術 6/10
- A列車的面白さ 3/10
- 演出面での面白さ 5/10
- 好み度 5/10
- ニコ鉄の世界観とはそぐわないと思うけど…。もし、あの膨大な情報を書き留めたかったのだとすれば、ニュートラルに情報を集約できる別の場所が必要なのかな、と思いました。ただ、その「ニコ鉄の世界観」というのは、私の先入観や固定観念にしかないものなのかもしれないですが。
- 「邪道」が何を意味するのかわからないけど、正攻法を期待したのでがっかり。
- 他社物件が「まるで雑草のように」という表現がGood。ここまで開発全開なのはむしろすがすがしい。
- A7は「絶景」がテーマだけど、「絶景」というのは相対的評価であって、同じような景色を見慣れてるとそれは絶景じゃない。ということを、この動画を見ながらふと思いました。
- 初音ミクの英語歌詞はちょっと聴くにたえない…。