君と、A列車で行こう。

鉄道とシミュレーションゲーム「A列車で行こう9」を中心に綴るブログ。当面、東北地方太平洋沿岸の訪問をメインにしています。

ニコニコ動画の「A列車で行こう」動画を適当に評価してみる 7/8

ニコニコ動画の「A列車で行こう」関連の動画を、個人的視点で適当に評価するエントリー。
今回は、7/8に公開された動画を順不同で。


[評価項目]

  1. 動画構成…時間配分、起承転結等、構成の観点からの評価
  2. 動画技術…画質・音質、エフェクトのかけ方、などの技術的視点からの評価
  3. A列車的面白さ…コンテンツのうち、A列車のプレイ内容についての評価
  4. 演出面での面白さ…A列車以外の部分や、プレイの演出方法、BGMなどについての評価
  5. 好み度…シンプルに、どれぐらい気に入ったか、という評価


すべて10点満点で、5点を中心とした加点・減点評価。特に目立つところがなければ5点になります。

箇条書きのところには、動画を見ながら感じたことを、特に整理せず書き連ねています。


なお、いろいろな理由で、記載できない、もしくは記載を見合わせた動画もあります。


あくまで、自分にとってどうだったか、を評価するものです(評価基準)。動画を見る人の視点はさまざまですので、動画を見た数ある感想のひとつとしてご覧ください。
動画作成者の方々は、ここに書いたことを参考にするもしないも自由です。「あんたはそう言うけど、俺は自分の方が正しいと信じるからこれでいく」というのも、当然あり得ることです。
「このブログに書いたことが反映されてない!」というような理由で、文句を付けたりすることはありません。

A列車で行こう7】遠想鉄道 実久が原開発記第7話「北へ走れ」

  1. 動画構成 6/10
  2. 動画技術 6/10
  3. A列車的面白さ 6/10
  4. 演出面での面白さ 5/10
  5. 好み度 5/10
  • どこにどう延伸するのか、わかりやすく説明されているのはいいですね。
  • 資材置き場でさりげなく何かを描くというのは面白いなあ、と思ったけれど、たぶん元ネタ知らない的な意味で、それが何だかよくわからなかったのが悔しい。
  • 駅名の由来の説明文を読んでいる間の、もやもやっとした感覚はなんだろう。あるパフォーマンスへのリスペクトを表現する手段として、駅名に捩る+BGMに使う、という方法は、自分の考え方とは何かズレがあるのかもしれない。先日の新鳩急電鉄のマイケル特集のときにも思ったのだけど。いずれ整理してみたいという感じです。
  • ニュース場面のテキスト切り替えが早いような……。このテキスト量で約3秒はちょっと無理があるかと。
  • あと、テキストが微妙に読みづらいかも? 文字枠の透過度を落とすか、フォントをもう少し線の太いものにするほうが読みやすいのかもしれないです。

A列車で行こう8】ニコニコ鉄道湾岸支社第16話

  1. 動画構成 6/10
  2. 動画技術 7/10
  3. A列車的面白さ 8/10
  4. 演出面での面白さ 7/10
  5. 好み度 8/10
  • 総統の台詞、フォントと色味をあわせてあるのはいいとして、このテキストの表示の仕方は対々的ではないような……という若干の違和感。
  • 播磨屋橋の固定カメラはいつ見ても壮観。このダイヤモンドクロスには、都市近郊の住宅が密集する狭いスペースに線路を通している、東京近郊の私鉄線らしい風情が感じられます。逆に、大々的に立体交差を構築するとJRっぽい感じに。
  • 車内案内としての航路連絡の表示は、「鉄道連絡船」へのこだわりが感じられていいですね。
  • 振り子はそんなに酔わないっすよ。
  • 平成の振り子特急と、昭和歌謡的な泣きのギターのギャップに噴いた。
  • 今まであまり気づかなかったけど、今回、「鉄道の情景」へのこだわりに心を動かされるものがありました。
  • ただ、これまでもそれなりに見てきたはずなのに、16話にしてようやくそれに気づいたということは、そこに至るまでに何かが邪魔をしていたのかもしれない、とも思ったり。
  • 最後は、やはり何か締めるようなものがあった方がいいのかもしれないです。動画プレイヤーのリピートをONにしているので、走行風景の後、笑点が鳴り出して「また総統か!」と思ったら、実は最初に戻ってた、ということがあったので。

ニコニコ鉄道 悠良木支社 第弐拾八話「Link」

  1. 動画構成 6/10
  2. 動画技術 6/10
  3. A列車的面白さ 6/10
  4. 演出面での面白さ 6/10
  5. 好み度 5/10
  • 10線もある広大な駅と複雑な構内配線、ゆったりと構築された立体交差……こちらの光景は、直通先のニコ鉄湾岸支社と比較してとてもJR的。
  • 「ケツ掘ってないだけマシ」じゃ仕方ない。
  • 台詞回しは、あくまでキャラクターの個性を尊重してほしいような気もしますが、どうなんでしょうか。「〜考え抜いた結果がこれだよ!!!!」ってのは小鳥さんのキャラじゃないような感じがして。
  • 水戸岡駅の先の保護区は直通用?
  • 後半の配線とホーム運用の紹介は、もう少し簡潔にまとまらないかな? と思いますが。
  • 4番線と10番線で立て続けに2本到着するところ、後続の方をそれぞれ3番線・9番線に振ればゆったり使えそうな気がしますが、ホームが変わってしまうのが難点ですか。そこまで考えて縛ってるなら仕方ないですね。
  • 原曲を知らなきゃ意外に普通に聴けるカラオケバージョン。どこかでELTの曲のを聴いたときは違和感ありありでしたけど。

A列車で行こう8】ニコニコ鉄道株式会社 -姫嫁支社開発記- その5 前編

  1. 動画構成 6/10
  2. 動画技術 6/10
  3. A列車的面白さ 5/10
  4. 演出面での面白さ 6/10
  5. 好み度 6/10
  • BGMを自作の打ち込みで行くという気概は買い。ただ、音楽的なところに触れておくと、アーティキュレーション(スタッカートとかテヌートとか)の表現にもっと気を使ったほうがいいと思います。全体的にべったりのっぺりといった感じ。例えばイントロのファンファーレも、「パーパーパーパーーーン」ではなくて、「パッパッパッパーーーン」と、もっと短く切るほうが歯切れ良くなる、という感じ。
  • 特急・快速・準急・普通という種別構成は……どうなんでしょうね。JR型(準急は存在しない)でもないし私鉄型(一般的に快速じゃなくて急行)でもないし。それなりのこだわりがあるならそれはそれでいいんだけど。やっぱりここにも「説得力」がほしいところ。「通勤快速」の曲に合わせたかったというのは………うーん、微妙……。
  • このシリーズは、個人的に好きか嫌いかというと、完全に趣味が合わないので到底好きにはなれないけど、その方向で突き抜けようとしている作者の姿勢は決して嫌いじゃないぜ、という、微妙な感じ。変に遠慮して方向性を打ち出せないよりはよっぽどすがすがしいというか。

A列車で行こう8】ニコニコ鉄道株式会社 -姫嫁支社開発記- その5 後編

  1. 動画構成 6/10
  2. 動画技術 6/10
  3. A列車的面白さ 6/10
  4. 演出面での面白さ 5/10
  5. 好み度 5/10
  • コメントでツッコまれてるけど、詰まるのが悪いとは思わない。終点駅直前の交差支障は男のロマンじゃないですか(何 そんなことでツッコんでる奴は、実際の鉄道でも同じように突っ込んでるのかと(
  • 文字がくるくる回るエフェクトは、それっぽいSEとあわせると効果的っぽいけど……。
  • 準急が快速や特急に追い抜かれるシーンはいい感じ。
  • アレンジは悪くないけど、全駅、発メロが1種類だけというところがね……。(と語尾をまねてみる) 2面2線の駅なら、ホームそのものがわかれてるので必要ないですが、4線ある駅は、島式ホームを上下で共有することになるので、混乱防止の観点から上り下りでメロディをわけてもいいんじゃないかと…………などとリアリティを追求するのは私だけですか。

【A7】四北地区開発記:第11話「進むのは細々と」

  1. 動画構成 6/10
  2. 動画技術 6/10
  3. A列車的面白さ 6/10
  4. 演出面での面白さ 5/10
  5. 好み度 6/10
  • この作者の定型パターンは、「てってってー」+「紙テープ」→「冒険でしょでしょ」というオタクっぽい選曲、という時点で、中身を見る前に飽きられてしまうかもしれない諸刃の剣。中身にいくら工夫を凝らしても、外枠だけで避けられてしまう……というか以前の自分がそうでした。
  • いや、今も「ワンパターンだなあ」と思いつつ見てますが。それでも中身が面白ければ見てしまう、というところで、「渡る世間は鬼ばかり」を見るか見ないかみたいなものかな?
  • よくよく見ると、背景に並べてる写真はただ乱雑に並べられているだけではないので、同じような演出をしている方は参考にしてほしいなと。
  • そういえば、新鳩急の方を見た時、どこかでやり返すんだろうなあと思っていたけど、忘れた頃にこのBGMとはw
  • rkq(仮)の話は、一応元のスマ鉄も見ましたが、正直何が面白いのかわからなかったです。