
※本記事は、下記の記事から抜粋して再構成し、加筆したものです。
森を表現した空間と、没入型映像のパビリオン
「Chasing the Sun-太陽の大地へ」と題したオーストラリアパビリオンを訪ねたのは、万博が開幕して4日目の4月16日でした。予約していたのは20時からでしたが、特に並んでいる人もおらず、誰でもどうぞという感じで招き入れられていたので、時間より早めに入りました。


オーストラリアパビリオンは3つの要素で構成されていて、1つは室内の設備や映像でオーストラリアの大自然を感じる没入型の体験。そして2つ目はステージでのイベント、3つ目はステージに隣接するカフェや物販です。ステージやカフェ・物販は特に制限はなく誰でも利用できます。
森を表現したエントランスを通り抜け、数分で終わるパビリオン内部の映像を見るともう出口です。


バイオリンとサックスのデュオのステージ
この日、外のステージでは、「デュオ・アキ」という、バイオリンとサックスの女性デュオが演奏を行っていました。中には、サックスの代わりに尺八を用いた曲があったり、山梨県の秋の風景を題材にした「Akibare」という曲があったり、日本にもかかわりがある活動をされているようです。一方で、オーストラリアの先住民族をテーマにした曲などもありました。こういうパフォーマンスに浸るのも万博の楽しみ方だと思いました。


オージービーフとサーモンの夕食
カフェで購入したのは、オーストラリア産の牛肉やチーズを使用したビーフブリスケットバーガー(1700円)、オーストラリア産サーモンに枝豆やワサビソースといった日本の食材を絡めたサーモンポキボウル(1700円)、そしてオーストラリアから輸入されているブラッドオレンジソーダ(680円)です。
一番人気はワニ肉のフィレを使ったサンドのようなのですが、それは売り切れていました。夜遅い時間なので、期待した品物が売り切れている可能性があるのは仕方ありません。
バーガーは大きなビーフブリスケットと、ラぺのような野菜がふんだんに挟まれてボリュームがあります。ポキボウルは、サーモン、野菜、ライスなどの食材をワサビソースとクリームチーズでまとめ上げ、こちらも結構量がありました。両方とも、食べ応えとしては味も量も満点でした。


(右)ビーフブリスケットバーガー、サーモンポキボウル、ブラッドオレンジソーダ
展示よりも体験を重視した構成
訪問した時の記事は万博の初期の頃に書いたもので、海外パビリオンとしては初めて訪ねた場所だったため、他との比較という観点では書けませんでした。今振り返ってみると、展示・物販・飲食・ステージと、基本セットが一通り揃っていたパビリオンでした。
ただ、展示が占める割合がとても低く、むしろ屋外での体験(ステージや飲食)に重点を置いている感があったのが、オーストラリアパビリオンの特徴だったと思います。
初めての海外パビリオンだっただけに、「万博のパビリオンとはどういうものか」という点で、いろいろと気づきや学びがあったのが印象に残っています。