君と、A列車で行こう。

鉄道とシミュレーションゲーム「A列車で行こう9」を中心に綴るブログ。当面、東北地方太平洋沿岸の訪問をメインにしています。

ひたちBRTと常磐線~久慈浜一望橋の朝

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朝焼けの下を走るひたちBRTの初発便

今年はじめ、自分なりの「ずらし初日の出」(元旦以外で初めて見る日の出)を見に行くために、茨城県日立市の久慈浜地区を一望できる「久慈浜一望橋」を訪ねていました。

前日は日暮れ前に現地を訪ね、どんな感じの風景になるのかを下見していました。 

a-train.hateblo.jp

今回は翌朝の風景になります。

常陸多賀駅付近のルートインから、常陸多賀駅5:52発の普通列車に乗り、隣の大甕駅へ。そこから徒歩20分弱で現地へ到着しました。

常陸多賀駅からはひたちBRTで直接向かえるのですが、それだと初発便で向かっても現地に着くのが20分ほど遅くなり、日の出の時間まであまり余裕がなかったのでした。

雲に阻まれた日の出

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そのひたちBRTの初発便がやってきました。

日の出前の時間帯は空がいい感じに焼けていました。

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海岸の方(日立おさかなセンター)へ向かうのを見送ります。

残念ながら、海岸線付近には雲がかかっていました。前日、日が暮れて撤収したあとに小雨が降ったようで、その雲が東に抜けきっていなかったのでしょう。

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いわき方面へ向かう常磐線の列車。

左奥の煙突の情感がいいのですが、ちょっと電柱が煩いですね。

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太陽が雲の向こうから覗いてきたのですが、「日が出る部分だけ雲が厚くかかっている」という日の出あるあるな残念パターンでした。

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しかも期待したより北側から登ってきたので(それくらい下調べしておけば……という感じですが)、ひたちBRTと絡めて撮ろうとすると無理やりな広角になってしまいました。

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画角としてはこちらの方がマシな気がしますが、日が出たらそれはそれで手前側は真っ黒に潰れるような気がしなくもありません。

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前日、電線が車両にかかってしまった常磐線の上り列車。

場所を調整するとマシになりました。

ただ、編成写真を撮りたいわけではないので、この構図で何をどう切り取ったらいいのか、というのにだいぶ迷ってしまっています。

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ようやく太陽が雲の上から覗いてきました。

久慈浜の朝

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常磐線と絡めてみようとしましたが、手持ちのレンズではこれが限界でした。

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だいぶ太陽が高くなっていて、光線もそんなにドラマチックではなく、普通の朝という感じの風景になりました。

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常磐線とひたちBRTが並んでいるのですが、唯一両者を一緒に撮れたカット。両方とも後ろ姿というのが少し切ないです。

時刻表をチェックすれば、どこかでピッタリ撮れるタイミングはきっとあると思うのですけどね。

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バスが来るタイミングだけ日が陰ってしまった残念パターン。

ちなみに、ひたちBRTには専用デザインのバスが主に使われますが、この青とピンクのカラーは路線バスに使われる車体で、それがBRTで使われることもあります。逆に、ひたちBRTのデザインのバスが路線バスとして走っているところも目にしました。

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太陽が雲から抜け、晴れ渡ったところで何枚か撮影。

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日立商業高校停留所で、高校生が下車してきました。

久慈浜一望橋は通学路になっているため、そこでこれ以上たむろするのも迷惑になりそうなので撤収。

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大甕駅に戻り、駅の裏を走るBRTを撮って帰宅の途につきました。

まとめ

結局、日の出目当てで行ったものの天気が残念だったり、そもそも海が見えると期待していたらあまり見えなかったり、いろいろと当てが外れた面が多かった2日間でした。

風景としては、朝よりも夕景のほうが印象に残った感じでした。

「現地の店舗や飲食店を利用しない」という縛りでコロナ対策を実行してみましたが、こちらはなんとかなるのではないか、という手応えがありました。感染リスクが高くなる場面がなかったか振り返ってみましたが、バスや列車の中では他の乗客と距離を取り、屋外でも他の人と近づくことを避けるなど、リスクが高くなる場面はなかったと判断しています。

ひたちBRTについては、事故で中断していた自動運転の実証実験を再開するなどの動きがあるようなので、折に触れてまた訪ねてみたいと考えています。