君と、A列車で行こう。

鉄道とシミュレーションゲーム「A列車で行こう9」を中心に綴るブログ。当面、東北地方太平洋沿岸の訪問をメインにしています。

宮城県南三陸町・志津川湾の初日の出

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雲間からの2020年の初日の出。南三陸町、海の見える命の森にて

新年のごあいさつと今年の抱負

2020年、あけましておめでとうございます。

今年も、旅行記や適当にスナップした写真をアップしていくという基本的な方針に今のところ変わりはないのですが、東日本大震災からは2021年3月で10年になります。とりあえずはそこに向けて、震災の被災地への関心を特に持っていきたいと考えています。

去年の秋から何度も訪問している気仙沼線BRT・大船渡線BRTを中心に、もし可能であれば常磐線仙石線石巻線三陸鉄道といった周辺路線にも関心を広げていければ、というところです。

初日の出を見に志津川

年末年始は4泊5日で気仙沼に滞在して、気仙沼線BRT・大船渡線BRTの各地を訪ねていました。

初日の出は晴れる所に行かないと意味がないわけで、1時間ごとの天気予報を見て、唯一晴れマークが出ていた南三陸町に向かうことにしました。

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始発前の気仙沼駅。4:45の柳津行きが初発となります。

こんな時間に運転する意味があるのかと言われそうですが、柳津・前谷地で乗り継いで古川着が7:50。古川からは7:59発のやまびこ40号に乗り継いで東京着10:24、というように、気仙沼線BRTの沿線から新幹線接続という意味ではそれなりに重要な便です(時刻はいずれも2019年12月時点のダイヤ)。

写真で闇の中に白いつぶつぶが見えるかどうかわかりませんが、晴れるどころか、気仙沼では雪がちらついていました。

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志津川着は6:05。日の出は6:53ごろ。雲は多めな感じですが、取れてくれることを信じて目的地に向かいます。

国道45号線を南に30分近く歩き、丘の上に登ったところに、ボランティア主体で整備が進められている「海の見える命の森」です。

ルートは下記をご参照ください。

「海の見える命の森」については、いずれ別記事にてちゃんと紹介する予定です。

※2020/2/29追記:下記の記事に書きました。

a-train.hateblo.jp

 

展望台に登ってみると、近くのホテルに滞在されていた方、地元の方など10人弱が集まってきました。

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展望台には「南三陸大仏」と名付けられた、鎮魂の大仏像が建立されています。

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6:55ごろ。山の向こうから太陽が昇ろうとしていますが、その部分に一番厚く雲がかかってしまっています。

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7:08ごろ。雲の隙間からではありますが、太陽が顔を出してくれました。

初日の出とBRT

他の方は日の出に満足して帰られましたが、7:25前後に真下をBRTの便が通るので、それまで粘ってみました。

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俯瞰なので下回りまでくっきりしたシルエットにはなりませんが、なかなかいい感じではないでしょうか。

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朝日を受けて、志津川漁港も鮮やかに輝いていました。

 

はてなブログ今週のお題「2020年の抱負」にも寄せて書きました。

今年も引き続き、ご愛読いただけますようよろしくお願いいたします。