君と、A列車で行こう。

鉄道とシミュレーションゲーム「A列車で行こう9」を中心に綴るブログ。当面、東北地方太平洋沿岸の訪問をメインにしています。

長時間露光による光線表現 都電荒川線・王子駅前停留場

f:id:katayoku_no_hito:20191222174559j:plain

列車や自動車の動きを光線で表現。都電荒川線王子駅

前日に書いたふざけたバラと都電の写真を撮った後、夕方には都電に乗って王子駅前へ。

a-train.hateblo.jp

 

以前、気仙沼線BRTを撮影した写真で、こういうのを貼りました。

f:id:katayoku_no_hito:20191019171126j:plain

この時と同じように、列車の停車中、長時間露光で撮影することで行き交う自動車を光跡として表現してみよう、という試みです。雨で路面が濡れているときの方が、光が反射してより印象的になるのではないかと思います。

何枚も撮ったうちの1枚が冒頭の写真なのですが、都電が道路手前に停車するタイミングと、自動車が大量に行き交うタイミングがなかなかうまく合わず、意外といい感じで撮るのは難しかったです。

そのうち、寒くてだんだん手が凍えてきたので撤収。

平日の夜だったらどうなるか、もしくは他の路面区間で(もしいい撮影場所があればですが)狙えないか、とか、いろいろ試してみたい感じはします。

f:id:katayoku_no_hito:20191222181220j:plain

この日は三脚を持ってなかったのですが、歩道橋のこの部分、柵の段差のところにカメラ(レンズの先の部分)を当てて、下にレンズキャップを挟んで角度を調節し、左から手を添えて動かないようにして、25秒~30秒露光で撮影しました。

 

ちなみに光線表現としては、「主題となる列車を光線だけで表現する」という手法がありますが、あまりやりたくありません。

だって、列車写ってないですやんそれ。

光線を指して「これが主題になる列車なんです」というのは、写真撮影を知っている人同士で通用する記号的な話です。

「夜間はどうしても光量を確保するために長時間露光が必要になるから、その間動いてる列車が流れても仕方ないよね」

ということがわかっている人にしか通じません。

あくまで主題は写し止めたうえで、周囲を光線として表現する形で撮りたいと思っています。

星空なんかはどうしても長時間露光が必要ですが、その場合は列車よりも星空が目立つ形になるので、そういう写真なら特に気にしない感じです。