君と、A列車で行こう。

鉄道とシミュレーションゲーム「A列車で行こう9」を中心に綴るブログ。当面、東北地方太平洋沿岸の訪問をメインにしています。

秋の日光・中禅寺湖エリアへ (2)華厳の滝の大瀑布

※本記事は2018年10月上旬の記録になります。

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華厳の滝。その飛沫は観瀑台まで飛んでくる

2018年の秋、10月の3連休の3日目に訪問した記録になります。

 

JR日光線からバスを乗り継ぎ、いろは坂の大渋滞を抜け、中禅寺湖には昼過ぎに到着。その後、展望台から中禅寺湖男体山を中心とした景色を堪能しました。

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その後は、すぐ近くにある華厳の滝を見に行きます。

周辺の地図を見ていただければわかりますが、中禅寺湖の水が、下流の大谷川に向かって流れ落ちていくのが華厳の滝になります。

公園の奥で入場料(大人570円、小人340円 ※2019年10月1日からの価格)を払い、エレベーターで観瀑台へ降りていきます。

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観瀑台は上層と下層があり、それぞれ違った視点で楽しめます。

縦構図の写真だと、ダイナミックさがより一層強調されるような気がします。

てっぺんから豪快に流れ落ちる滝と、中腹から漏れ出すように流れる伏流水とのコントラストも見ものです。

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滝から流れる川は、紅く色づき始めた木々で彩られていました。

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周囲には、ダイナミックな華厳の滝だけではなく、繊細に流れる白滝もあり、また違った味わいがあります。

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また、滝の周囲の岩盤は、男体山が噴火した際の溶岩が固まって形成されたという柱状節理の、どことなく幾何学的な模様が見られます。

単に大きな滝がどーんとあるだけではなく、周囲に様々な風景があり、それらも含めてじっくりと楽しめる場所です。

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公園の出店で買ったもの。日光名物と言えば湯葉、ということで、湯葉コロッケと湯葉カツです。

コロッケはジャガイモに湯葉を混ぜ込んであり、ホクホク感の中に湯葉のつるんとした食感が楽しめます。

カツの方は、湯葉ミルフィーユ状に何枚も重なっていて、それを揚げたもの。ソースをつけていただきます。これも重ねられた湯葉の食感が楽しくて、なかなかいけると思った次第です。

 

中禅寺湖バス停に戻ると、すでに陽が傾いていました。

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ここから帰りのバスに乗るわけですが、まず、バス待ちが凄い行列です。

時刻表もあってないような状態でいつ来るかわからないので、とにかく列に並んで待つしかありません。

1台目のバスを見送り、2台目にやってきたバスは中禅寺湖始発ではなく奥日光の方から来る便で、すでにそこそこの乗客がいたため、どうにか乗れたものの、着席できないまま満員のバスで下っていきます。

帰り道も、来る時ほどではないにしろそこそこ渋滞していたので、いろは坂を抜けて日光市街の外れまで来たところでうんざりしてバスを降り、歩いて駅に向かいました。

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夜の東武日光駅とJR日光駅。特にJRの駅の方は、夜は夜で独特の美しさがあります。

以上で、中禅寺湖華厳の滝を巡った記事は終わりになりますが、基本的にはいろは坂を越えて日光市街とを結ぶルートがほぼ唯一の交通になり、対策が講じられたといっても観光シーズンには渋滞は避けられないので、そのあたりも予め考慮に入れて計画を立て、楽しんでいただければと思います。