君と、A列車で行こう。

鉄道とシミュレーションゲーム「A列車で行こう9」を中心に綴るブログ。当面、東北地方太平洋沿岸の訪問をメインにしています。

銚子電鉄の「今」を訪ねて (5)銚子電鉄「ぬれ煎餅駅」へ

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電車の沿線から離れたところに設けられた「ぬれ煎餅駅」

2019年の夏、銚子電鉄を訪問した記録を時系列で綴っています。

前回まで、銚子駅犬吠駅仲ノ町駅本銚子駅と移動し、また銚子駅へ戻ってきました。

13:54 銚子駅

銚子駅に到着した時のメンバーは以下の通りでした。

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さて、改札を出て、これもまたちゃんと撮ってなかったリニューアル後の銚子駅を撮っておきます。

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改札口と発車案内。木のぬくもりが感じられる内装になっています。

自動改札ですが、銚子電鉄に乗る時には有人改札で駅員にその旨を告げるか、銚子電鉄の乗車券(弧廻手形など)を見せて通ることができます。

改札口に向かって左側には待合室とコンビニ「NEWDAYS」があります。

右手側にはみどりの窓口や観光案内所があり、そしてさらに奥の通路には、誰でも自由に演奏できるアップライトピアノが置かれています(深夜~早朝はさすがに禁止です)。

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j-town.net

駅の内装とも合う美しい木目調で、何曲か弾いてみましたが、チューニングもしっかりされていて快適な弾き心地です。ただ、少なくとも改札口や待合室あたりまでは響き渡るため、あまり下手な演奏はできないというプレッシャーもあります。

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駅舎の外観。

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駅舎に向かって右側のスペースには、「B.B.BASE STATION」という幕が。なるほど、ここから自転車を出し入れするようですね。

帰り際に裏のホーム側から撮った写真はこちら。

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1番線には、B.B.BASEの乗車位置目標も用意されていました。自転車の積み下ろしを円滑に行うためか、指定席ごとに乗車位置が指定されているようです。

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銚子駅前の様子。大通りが北の利根川に向かって真っすぐに延び、その両側は商店街になっています。

少しの間、休憩と充電のためマクドナルドへ。2階の席の一部に充電用のコンセントがあり、この夏は何度もお世話になりました。

14:38 銚子駅から千葉交通バスに乗車

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銚子駅を発着するバスは、いずれも京成グループの「千葉交通バス」と「ちばこうバス」があり、紛らわしいので注意が必要です。

千葉交通・ちばこうバス 銚子駅発 運行系統図
http://www.chibakotsu.co.jp/rosen/map_choshi.pdf

上の図のうち、銚子駅と、左下の旭駅を結ぶ系統のバスに乗車します。

ダイヤを見ると、1日6往復、しかもそのうち1往復は途中の飯岡付近まで(今から乗るバス)ということで本数は少ないですが、JRと併用するなどの工夫をすれば旅程を組むのにいろいろ役立ちそうです。

銚子駅始発ではなく、やや東側から折り返してきます。定刻から2分ほど遅れ、10人ほどの乗客を乗せて発車。少しして高校生風の2人を乗せて進みます。

車窓には、少しずつ風力発電用の風車の姿が見えてきて、それが次第に大きくなってきます。

途中、屏風ヶ浦沿いに走る銚子ドーバーラインと合流したあたりにある田村記念病院(ヤマダ電機ケーズデンキが近い)と、その次のイオンモール銚子で、銚子から乗ってきた人は私以外降りてしまい、入れ替わりに乗ってくる人がやはり10人ぐらい。

系統としては旭~銚子間とはいえ、乗客の流動の実態としてはこのイオンモール付近で分断されているようでした。銚子駅からは、他にイオンモールとの間のシャトルバスも運行されています。

さて、私はイオンモールの3つ先、「小浜新田」バス停で下車します。

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ここから歩いて少し引き返すと、銚子電鉄が運営する土産物屋「ぬれ煎餅駅」があります。

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畑や住宅の向こうに、いくつも悠然と風車が回っているのが見えます。

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ちょっと気になるお食事処。

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もっと気になる、インパクトの強い「油」の看板。アルファベットも力強く「ABURA」です。

値段が表示されているあたり、ガソリンスタンドのようですが、朽ちた鉄骨がむき出しで、大丈夫なのかと心配になるような……。

でも、ちゃんと営業はしていたようです。

15:07 銚子電鉄「ぬれ煎餅駅」

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バス停からのんびり歩いて5分ほど。なぜか踏切の警報機が置いてあります。

 

手焼き体験もできる! 銚子電鉄直営のお土産売店
銚子電鉄 ぬれ煎餅駅(お土産売店
http://www.choshi-dentetsu.jp/detail/spot/25

内容は上記サイトを見ていただければと思いますが、基本的には、犬吠駅売店を大きくしたような感じ。その分、品ぞろえは豊富です。

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米菓類や、海産物の加工品などが充実しているようでした。

ここで、新商品のバナナカステラが単品売りしていたので3本購入。袋はパパ・ママ・娘の3種類の絵柄がありますが、どれも中身は同じだそうです。後で食べた味は…カステラにバナナクリームを入れたと言えばまず想像できる味、といっていいのではないかと思います。

また、犬吠駅では15本セット(600円=税抜、以下同じ)でしか売ってなかったまずい棒も、単品売りできないかダメもとで聞いてみたところ、「たまたまバラしたのがあるから」ということで、チーズ味・コーンポタージュ味それぞれ1本50円で売ってもらえました。なるほど、15本セットだと150円安くなるのですね。

後で食べた味は……うん、これも皆さんに想像していただける通りの味でした。どちらもまあ予測がつくだけに、新しく出た「ぬれ煎餅味」はちょっと気になります。

気が付けば帰りのバスまであまり時間がないので、小浜新田のバス停に戻ります。

なお、このぬれ煎餅駅の向かいが広い畑となっており、風車の丘を望むにはベストポジションだったりします。

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ピントの関係で右側がボケたのでやりませんが、右上部分だけトリミングしたらとても風情がある光景になると思うので、また撮りに来たい感じです。

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銚子駅方面(実質的にはイオンモール銚子)へ向かうバス停。

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待合室がなぜかあるのですが、ちょっと残念な感じになっていました。まあ、日射しをしのぐぐらいには充分かなと思います。

帰りのバスも、やはりイオンモール付近で乗客が完全に入れ替わって銚子駅へ。

陽も傾いてきましたが、まだまだ見て回ったところがあるので次へ続きます。

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