2019年3月16日に開業したおおさか東線の放出~新大阪間。
これに伴い、南からJR野江、城北公園通、JR淡路、南吹田の各駅が誕生しました(他に学研都市線の既存駅である鴫野を経由します)。
これらの新駅のうち、JR野江駅は京阪の野江駅と乗り換えられますが、京阪の方は普通しか停車しません。
一方、JR淡路駅と接続する阪急淡路駅は、朝晩に運転される通勤特急以外は全列車が停車し、また京都本線と千里線が交差する拠点駅ということもあり、こちらの乗り換えは利便性が高いのではないか、例えば河原町方面や北千里方面から新大阪に行くには、場合によっては便利なんじゃないかと思っていました。
おおさか東線の新規開業区間に初めて乗車した時に乗り換えも試してみたかったのですが、雨が降っていたのでその時は見送りにし、改めて機会があったので阪急淡路駅からの乗り換えを試してみることにしました。
阪急淡路駅を出る
阪急淡路駅ホーム。17時56分にこの写真を撮って出発です。
この駅は京都本線と千里線が十字に平面交差する駅として有名で、直通運転をしている大阪メトロ堺筋線の車両も含めて、ひっきりなしに列車がやってきます。
立体交差化の工事が絶賛進行中です。
ホームから階段を降りて地下通路へ。
阪急淡路駅には東西に改札がありますが、案内を見ると東改札口の方だということなので、そちらに向かいます。
東改札口。
奥の方に重装備の警察官がいますが、この日は、吹田市で警察官が襲われ拳銃を持ち去られる事件があり、あちこちで2人ペアで警備にあたっているのを見かけました。翌日朝には容疑者を逮捕し、拳銃も押収できたとのことで何よりでした。
駅前も立体交差化の工事中で、その壁に貼られたJR淡路駅までのお店マップ。
巨大な駅舎と思われる建築物の工事中。今の出入口はちょこんと仮設状態です。
商店街を抜ける
自転車が乱雑に置かれた駅前広場の目の前に、東淡路商店街のアーケードがあります。大阪らしい商店街のたたずまい。
商店街を進みます。お好み焼きやたこ焼き、酸味の利いた芳醇なソースの香りが、夕暮れ時の空腹を容赦なく責め立てます。寄り道をしたい衝動をこらえつつ。
ほどなくして商店街を抜けると一般道へ。
先の方にJR線と思われる土手が見え、そんなに遠くはなさそうです。
阪急の立体交差用の高架橋。どういう配線かわかりませんが2層になるらしく、地平から見るとかなり巨大に見えます。
JR淡路駅へ
土手に突き当たるとJR淡路駅が目の前に。既存の貨物線上にできた新駅で、大規模な再開発があったわけではないので、駅前広場と呼べるようなものはありません。
新大阪行きの発車案内。英語表示なのはたまたまです。
改札口を入ったところ。相対式ホームのため、行き先によってホームが分かれます。エスカレーターは写真の手前側にあります。
18:09の列車で新大阪へ。南吹田、そして新大阪とあっさり到着です。
道中、写真を撮っていたこともあって10分ほどかかっていますが、普通に歩けば5~6分ぐらいで到着できそうです。
梅田の雑踏の中、それなりに距離があるJR線や御堂筋線に乗り換えることを思えば、こちらはかなり使える乗り換えではないかと思いました。
新大阪に行くなら大山崎でJR京都線、南方で大阪メトロ御堂筋線に乗り換えるなど、他にもいろいろな方法はありますが、それらに追加できる有力な選択肢ではないでしょうか。