これからしばらくは、2019年6月時点の訪問記として、比叡山を越える京都・滋賀の周遊ルートをメインに書いていきたいと思います(間に他の記事を挟む可能性はあります)。
具体的には上図の通り、
を乗り継ぐルートです。
大阪-京都間の移動には阪急の京とれいん・京とれいん雅洛を利用したので、起点は阪急の河原町駅です。
本記事では、短いエリアに京都の特徴が凝縮された、阪急京都河原町駅*1と京阪祇園四条駅の乗り換えについて紹介します。
阪急京都河原町駅付近
阪急京都河原町駅の東改札口。ここから東に向かいます。なお、中央改札口から出ても東西に地下通路がありますので問題ありません。
京都の東西方向のメインストリート・四条通の直下を歩き、地上に出るための突き当り。南北どちらかの出入口から出ることになります。
ここには「徒歩約3分」という案内とともに、京阪電車の時刻表が掲示されています。
地上に出ます。今回は北側の出口を出ました。
出入口の西側には、四条河原町交差点に建つ丸井も見えます。
出入口のすぐそばを流れるのは高瀬川。飲み屋が軒を連ねる木屋町通りの景観に潤いをもたらす、重要な小川です。
夕方には、ここでストリートシンガーをやってる女の子がいました。
学生の時には、大人数で飲むと言えばだいたいこの通りでした。お世話になりました。
京都河原町駅から東方向。ものすごい混雑です。
交差点を渡ります。マツモトキヨシの看板がすごく地味です。
渡った先の歩道から京都河原町駅側。夕暮れ時ということでものすごい人、と言いたいのですが、午前中からすでにものすごい人だったので、一日中ものすごいのかもしれません。観光客で溢れかえっているという京都の姿を目の当たりにできます。
鴨川沿いの小径。有名な先斗町の通りです。
この小径を横切っていくと、四条大橋に出ます。
四条大橋から祇園四条駅へ
橋を渡り、山に突き当たったところにあるのが八坂神社。その手前が祇園と呼ばれる一帯になります。その独特の風情がある建物が見えています。
四条大橋から南方向。
四条大橋から北方向。鴨川の西岸には川床が連なっていますが、まだこの時期は営業していないようです。
鴨川の向こうに洛北の山々も見える北方向。
鴨川の河川敷には、「夕方になると等間隔でカップルが座る」と言われていますが、実際に見ると本当に等間隔で面白い光景です。というか、学生時代の言い伝えだったので、今でもそうなんだなあ、という感慨が。
京阪祇園四条駅前の交差点。こちらの方は実はあまり歩いたことはなく、また機会があれば八坂神社方面にも巡ってみたいところです。
この交差点の4つの角すべてに階段があり、地下の祇園四条駅に続いています。
短いルートですが、四条通りの賑わい、木屋町や先斗町、祇園の風情、そして鴨川の風景も楽しめる、京都の特徴を凝縮したような道のりと言えると思います。
京阪側の地下からの出口にも、阪急側と同じように、阪急の駅の時刻表と路線図が掲示されていました。
祇園四条駅のコンコースは、京町家風に格子を利用した情緒ある作りになっています。
京阪電車で出町柳へ
やってきた列車で出町柳へ。祇園四条~出町柳は間に三条・神宮丸太町の2駅があるだけの短い区間ですが、準急・普通は三条で特急などと接続するため、必ず先着するというわけではなく注意が必要です。
8000系電車でおなじみの前面展望席。観光目的で乗車するなら、プレミアムカーやダブルデッカー車と並んで狙いたいスペースです。