※本記事の写真は2018年5月のものです。
特に信仰心があるわけではなく、大師線に乗るついでという不純な動機で西新井大師へ。
西新井大師の本堂前。ゴールデンウィークということで人出が多く、露店も立ち並んでいました。
当日、本堂前の広場で和太鼓の公演が予定されていたようです。
周辺に広がる参道。あちこちの店で売られていた草団子にはとても惹かれたのですが、基本的にお土産サイズばかりで、できれば食べ歩きできる1個単位で売って欲しかったです。
こちらのお店で柳川鍋をいただきました。割り下で煮込まれ、卵でとじた滋味あふれるドジョウは江戸の味。ご飯が進みます。
大師線は、スカイツリーラインに接続する隣の西新井駅までのわずか1.0kmの路線ですが、最初から参詣路線としてできたわけではなく、この先が未成線となってしまったために短い路線になったとのことで。
寺社を意識したデザインではなくこうした都会的な外観なのも、決して参詣だけの路線じゃないんですよ、と主張しているかのようです。
ここには切符売り場も改札もなく、次の西新井駅に中間改札があってそこで切符を買ったり、改札をしたりする形になります。
初詣などの多客期に備えてか、広く空間が取られた構内を進んでいくと、これまた広々としたホームに出ました。
その広々としたホームには出店も出ていました。
この構内を見た時、もともと2線あったホームを片方埋めたんじゃないかな?と思ったのですが、当たらずも遠からずで、2線設けられる構造だけど最初から2線になったことはなかった、というのが正解のようでした。
列車は単線の高架線を悠々と進んですぐに西新井駅へ。個人的には、JR西日本のいわゆる東羽衣線(阪和線の鳳~東羽衣間)に似ていると感じました。