時系列的には下記の記事の続きになります。
梅田阪急ビルの2階入り口付近から、JR大阪駅の眺めを堪能した後、阪急梅田駅に向かいます。
入ってすぐのところはこんな感じ。1階の賑わいに比べると移動ルートとして定着していないのか、ほとんど人がいません。
案内を見ると、阪急電車に乗るにはすぐに1階に降りないといけないようです。
このまま阪急梅田駅の2階改札口まで直進できればいいのですが、何しろJR線の高架がありますからね。
1階に降ります。東京でいえば新橋のSL広場のような、テレビの街頭取材の定番であるJR~阪急の横断歩道。
以前は、青になるまでの秒数を5秒単位で表示する機器があり、「イラチな大阪人の象徴」のように言われたりしました。今、LED式の歩行者信号で、青や赤の残り時間をメーター表示する機器が全国的に増えてきましたが、それがここで付いていないというのは少し皮肉ですね。
その横断歩道の付近から、JRの高架下に広がり阪急側まで続いている食堂街。看板が変わったりしながらも昔ながらの雰囲気が残ります。
朝早い時間なので開いてない店が多いですが、別にシャッター通りというわけではないはずです。
うめだ阪急前のコンコース。
以前の荘厳な雰囲気は薄まり、洗練した感じになったのを惜しむ声も多かったですが、こうしてみると充分阪急らしさは出ていると言えると思います。
JRの高架をくぐる、阪急名物のムービングウォーク。これを渡り切ったら目の前に3階へ続くエスカレーターがあり、その上が阪急梅田駅になります。
コインロッカーに表示された構内図。9線の櫛型ホームはやはり壮観です。
後でここに戻ってくる予定のため、大きな荷物を預けます。ICカード対応なのですが、対応しているのはPiTaPaのみ。
現金を投入すると紙が出てきました。印字されているQRコードが開錠キーになるそうです。
改札口からホーム方向。
9線分ひたすら横に並んだ自動改札機は、1つの改札口に並んだ台数としては日本一だそうです。
ただ、間に柱や券売機などがない、自動改札機だけが並んだ台数でいうと相鉄の横浜駅が日本一なのだとか。
盾を用意し、ペアで警備にあたる警察官。
もうG20対策かぁ……などと最初は思っていたのですが、そんなのんきな話ではなく、この日の早朝、警察官を襲って拳銃を奪った犯人が逃走中という一大事なのでした。
各線の頭端部分にはこのように季節に合わせた鉢植えが置かれ、駅に彩りを与えています。
この梅田駅ホームの1号線(京都線)側と9号線(神戸線)側には、少し高いところからホームを一望できる店舗スペースがあります。
9号線側はこの時閉店中でしたが、1号線側にはTULLY'S COFFEEが入っていました。少し前のニュースでTULLY'Sが入ったことを知り、行ってみるのも楽しみの1つでした。
窓側の席には、ACコンセントとUSB両対応の電源も。
ホームの眺め。神戸線の方までよく見通せます。
次々と発着する列車を眺めながらというのもオツなものです。
目の前の1号線の眺めはこんな感じ。
乗り場に吊り下げられている①のランプは、発車直前になるとゆっくり点滅します。昔ながらの案内で懐かしい気持ちになります。
梅田駅で撮った車両の写真を中心にした記事は下記に書きましたので、よろしければご覧ください。
そして、お目当てだった初代「京とれいん」が入線して来たので乗り込みます。
この先は別記事にて。