大阪駅周辺で写真を撮っていて、一番気に入ったのが上の写真になります。
こちらは大阪駅を出発する323系の外回り電車。もう少しだけ我慢すればよかった、的なタイミング。
この近辺で写真を撮る人にとっては今更な話でしょうが、
- 自然に美しい角度で編成が撮れる
- 大阪駅の象徴、躍動感ある大屋根の全体像が捉えられる
- 北側のノースゲートビルディング、南側のサウスゲートビルディングも無理なく入る
- 左下には横断歩道を行き交う人々が入り、大阪の賑わいが伝わる
ということで、大阪駅と大阪環状線の活気を凝縮したような素晴らしいアングルだと思うのです。
欲を言えば、高架橋の側壁がもう少し綺麗だといいですね。
103系や201系が大阪環状線を引退する時の報道で、このアングルの写真が紹介されていて、「いい写真だなあ……どこでこういうのが撮れるんだろう?」などと思っていたのですが、歩いていて偶然発見してしまったのでした。
大阪駅から御堂筋南口を出ると、JR・阪急・阪神を結ぶ歩道橋があります。
この横断歩道の屋根は以前はなかったはずなのですが。右側に見えるバスターミナルのバス停まで傘なしで移動できると便利ですね。
歩道橋に上がると、リニューアルされた阪神百貨店のビルがよく見えます。リニューアルしたのはいいのですが、肝心の阪神百貨店のロゴが見えにくくなったような。
大阪市のネーミングライツ募集によって「阪急阪神連絡デッキ」という名前が付いたのは、ニュースで見て知っていました。
歩道橋を阪急側へ進みます。
以前は2階から直接建物に入ることはできず、手前で地上に降りて1階から入るしかなかったのですが、リニューアルによって2階に入口ができたようですね。
ところで、この渡って左側のところ、なんかいい撮影スポットっぽくないでしょうか。
ここからいい写真が撮れたらいいなあ、と思って行ってみると、冒頭のアングルにでくわして、「ここだったのか!」とびっくりしたのでした。
以前から気になっていた場所を発見できたのと同時に、それが特にマニアックな場所でもなく、梅田阪急ビルのリニューアル完成によって自然にできたスポットだというのも、変わりゆく梅田の姿を目の当たりにしてとても感慨深いものでした。