令和最初の旅行は東北へ。
その中で、もはや数少なくなった485系特急車の生き残りであるジョイフルトレイン「ジパング」に乗車する機会がありました。
(新幹線の車内に荷物を忘れてしまい、それを引き取るために予定外に盛岡に行くことになったためというのは内緒です。人間万事塞翁が馬というか、なんというか)
車両については下記ページで紹介されています。
乗車したのは快速ジパング4号 盛岡 13:04発→一ノ関 14:20着の列車。
指定席は1号車・4号車で、2人ずつ区切られた両側窓向きの座席。
自由席は2号車・3号車で、通常の特急列車と同様のリクライニングシートになります。
両先頭車は上述の通り指定席車ですが、運転席背後にある展望席(各車両につき8席)は指定席ではなく、自由席利用でも移動して展望を楽しむことができます。
展望室からの眺め。写真では窓が汚れているようにも見えますが、これは直前まで雨が降っていたためです。
展望席があるとはいえ、じゃあ運転士と反対側まで綺麗にワイプしてくれるかというと、そこまで気を遣ってもらえるわけではないです。
この日は、この列車の主な目的地となる平泉の関山中尊寺付近は大混雑で、例えば金色堂の拝観のために長蛇の列ができていたり、付近の道路も大渋滞だったりしたのですが、そんな日でもこの列車は比較的すいていたようで、1号車でいえば座席がいっぱいになるということはありませんでした。
ゆったりとした東北の風景。
この列車の進行方向から見て右後方(盛岡駅から北西方向)には、小さいですが岩手県最高峰の岩手山と思われる山も見えます。
盛岡~一ノ関間は北上川沿いの広めの平地で線形もよく、手前の田園風景と奥の方の山並みを楽しみながら、花巻・北上と進んでいきます。
平泉駅で下車。
駅名看板や駅舎全体も、やはり世界遺産の町の玄関口といった感じのつくりになっています。
平泉駅からみた駅前ロータリー。右にバス乗り場、左にタクシー乗り場がある簡素なつくりでした。
この後、中尊寺に向かったのですがそれは別記事にて。