君と、A列車で行こう。

鉄道とシミュレーションゲーム「A列車で行こう9」を中心に綴るブログ。当面、東北地方太平洋沿岸の訪問をメインにしています。

JR東日本・中央線の新しい特急料金体系

http://www.jreast.co.jp/press/2018/20181019.pdf

中央線特急に新たな着席サービスを導入します 

ついに導入ですね。

E353系が導入された当初から確実視されていて、あとはいつになるかという時間の問題だったので、特に驚きはありません。

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要は、今の常磐線特急と同じく、

  • 全車指定席に
  • 別途「座席未指定券」を用意し、指定を受けない場合は車内の空席に座ることができる(そこを指定している人が来たら立つ)※グリーン車は除く

ということになり、それに伴い特急料金の改定、チケットレスサービスの拡充、回数券の廃止等が行われるようです。

個人的には、特に東京発着の特急・新幹線は必ず前もって指定席を取る派なので、指定席の拡大は喜ばしいことです。

こういう制度改定は、それによってメリットを享受できる人と、デメリットを被る人が出てくる。ただそれだけの話であって、この改定がいい悪いという話ではありません。

JR東日本はこの方式を選択した」ということに過ぎません。

 

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http://www.jreast.co.jp/press/2018/20181019.pdfより)

この赤・黄・緑が乗客目線ではない、という指摘もあります。

つまり、座席未指定券を持つ人にとっては、「座れる」=「緑」であるべき、ということだと思います。

ただ、これも一面的な見方で、指定席特急券を持つ人にとっては自分の座席が確保されていることを示す「緑」になるし、もともと普通列車グリーン車において「この区間に有効なグリーン券を持っている」=「緑」という使われ方をしていて、それに合わせたという意味もあるでしょうから、このことだけをもってJRの情報デザインを批判するのもおかしいことだと思います。

 

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今はもう出ていないんじゃないかと思いますが、E353系導入当初は発車案内でも「新型」を強調していました。

 

ただ、気になるのは、全車E353系化に伴い、南小谷発着の特急あずさがなくなるのではないか、という噂(大糸線にはこれまでE353系の入線実績がないとか…?)。

もしそうだとしたら、旅行計画の1つにある列車なので、早いうちに乗っておかないといけないですね。