京急沿線の小中学生から「わがまち駅名募集!」 | 2018年度 | ニュースリリース | 企業・IR情報 | 【KEIKYU WEB】京急電鉄オフィシャルサイト
京浜急行が駅名の変更案を募集しているようです。
「大師線連続立体交差事業」により、駅と駅前広場が変わる「産業道路駅」の駅名を変更いたします。
さらに、
「産業道路駅」以外にも数駅について変更を検討いたします。
とのこと。
応募資格が
京急沿線にお住まいの小中学生の皆様
となっており、これがちょっとざわざわさせているようですね。「子どもなんかに駅名を決めさせるのか」という。
ただ、この手の名称募集(列車名、路線愛称名、駅名等)は、真面目に募集の中から選んでいるとは考えない方がいいと思います。
だいたい、募集とは別口で社内で検討を進めていて、それと応募結果がマッチするものを採用する、もしくは応募結果と強引につじつまを合わせる、ぐらいに考えておく方がよいでしょう。「梅小路京都西」なんて誰が考えたっちゅうねん。
この手の募集の主目的は、本気で案を募集するのではなく、企画を通して多くの人に対象(この場合は京浜急行)に関心や親しみ・愛着を持ってもらうことにあります。
この募集も、以下のことから、その性格が強いことが読み取れます。
-
「今回の公募で駅名変更を予定していない駅(26駅)」として、品川や京急蒲田、羽田空港2駅、横浜、三浦海岸などの駅をリストアップしている。
- 一方で、その下に「
※実際に駅名変更を予定していない上記駅にご応募くださった方についても、当社の120周年記念品(非売品)プレゼントの抽選対象となります。」とあり、対象外の駅に関する応募であっても抽選の対象になる。
ということで、まあ成り行きを見守っておけばよいのではないでしょうか。
駅名変更自体に抵抗を示す意見もあるようですが、別に珍しいことでもないので。京阪電車は石山坂本線の4駅をいっぺんに変更したし、JR常磐線の佐貫駅もいよいよ変更になるようですし。