君と、A列車で行こう。

鉄道とシミュレーションゲーム「A列車で行こう9」を中心に綴るブログ。

京成・市川真間駅が「市川ママ」駅に

 

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母の日企画として「市川ママ」駅になった市川真間駅

2019年4月27日から5月12日まで、京成電鉄市川真間駅が「市川ママ」駅になっていました。

お母さんありがとう!市川真間駅が「市川ママ駅」になります!(4月27日~5月12日)http://www.keisei.co.jp/information/files/info/20190423_170720629075.pdf

京成電鉄(本社:千葉県市川市、社長:小林 敏也)では、2019年4月27日(土)から5月12日(日)の間、市川真間駅の駅名看板を「市川ママ駅」に変更します。それに併せ、京成バス(本社:千葉県市川市、社長:齋藤 隆)においても市川真間駅停留所の看板を「市川ママ駅」表記に変更します。

 

これは、市川真間駅の読みが「いちかわまま」であることにちなんで、5月12日(日)の「母の日」に合わせて実施するもので、カーネーションを彩ったデザインの駅名看板に変更します。また、今回の駅名看板変更に伴い、記念入場券の販売やフォトスポットの設置、地元商店街「真間銀座会」による飲食物販売などさまざまなイベントを実施します。

最近は、京浜急行が積極的にやっている駅名いじりですが、都営浅草線を通して京成にも伝播してきたようです。

ちなみに市川真間駅は、停車するのは普通のみ、よくある島式2面4線のホーム、よくある橋上駅舎、駅付近はよくある住宅街、ということで、本当にありふれた駅という感じです。

www.keisei.co.jp

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市川ママ駅を発車するうすい行き普通

ニュースサイトで配信されていた記事などでは、「1か所だけデザインが異なる看板がある」という京成電鉄広報のコメントもあり、そのあたりを見に行ってきました。

 

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ホームの柱に掲示された駅名看板

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ホームの天吊り看板

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駅出入口(階段)の看板

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駅出入口(北側エレベータ)の看板

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駅出入口(南側エレベータ)の看板

どの看板も、「市川ママ」の文字にカーネーションの絵をあしらった可愛らしい看板です。

私のように見物目的と思われる人もいましたが、地元の利用者と思われる方々も、看板を入れて記念写真を撮ったりしていました。

プレスリリースにある通り、付近の市川真間バス停の看板も変わっていました。

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市川駅方面バス停の看板

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市川駅発各方面のバス停の看板

広くはない橋上駅舎では、スペースをフルに活用していろんなイベントが行われていました。

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駅構内に掲示されていたポスター

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ポスターのうち、企画の紹介部分

 

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改札内に設置されたフォトスタンド

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似顔絵の展示

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改札内の装飾。上部には「Love MAMA」の文字が

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3年後の母の日に届く、タイムカプセル郵便

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改札外の通路では、カーネーションの販売、近所のお店のパン・コーヒーの販売等

さて、冒頭に書いた「1つだけある違うデザインの看板」ですが、船橋津田沼方面下りホームの柱看板にそれはありました。

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女王パンダがあしらわれた「市川ママ」の看板

 

せっかくなので駅付近を散策

さて、駅だけ見るのもそっけないので、付近の見どころを探します。

これは市川真間というよりJR市川駅の目の前になってしまうのですが、調べていると興味深い店がありました。

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市川真間駅からJR市川駅へ向かう道から見える松の並木

市川真間駅からJR市川駅は歩いて数分です。

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字が飛んでよく見えませんが、「Yamazaki Plaza Ichikawa」と書いてあります。

建物が「サンプラザ35」という名称で、山崎製パン運営のレストランやショップが各階にあり、1階が「ヤマザキプラザ市川」のようです。

www.yamazakiplaza.co.jp

上のサイトを見ると、ここが、山崎製パンの創業の地なのですね。

パン・洋菓子・和菓子が売られており、イートインコーナーもあります。

山崎製パンの市販品も豊富に販売されています。

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市川市特産という梨を使ったオリジナルスイーツ。バームクーヘンとプリンがあるようです。

ふなっしーのおかげで、梨というと船橋市なイメージがありますが、実際、梨の栽培が盛んなのは船橋市の他、鎌ヶ谷市市川市松戸市白井市にまたがる一帯で、どこも梨が特産品だとアピールしており、生産量で互いをライバル視していたりもするようです。

 

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店舗の奥の方にある、ご当地ランチパックの分布図と、実際に販売されているランチパックや派生品の数々。種類の多さに驚かされます。

 

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週替わりで、地域限定ランチパックを入荷しているようです。

 

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味ごとにパッケージを彩る、ランチちゃんとパックくんについての展示。

ランチパックミュージアム的な趣で、なかなか楽しいです。

 

駅名についての少しまじめな考察

今回は京成電鉄ですが、いろいろなコラボを大々的にやっている京急の他、JR・神戸電鉄三田駅のクリスマスの「サンタ駅」など、駅名をイジる企画は各地にあります。

平成という時代を通じて大きく変わったことの1つに、駅名というものの広告価値が重視されるようになってきた、ということがあります。

単なる識別記号ではなく、単に設置場所の地名をつけるだけでもなく、それがどういった価値を生み出すか、ということが考慮されるようになってきています。

ネーミングライツも含めて副駅名をつける駅が増えてきたこと、駅名を公募で決める動きが広まってきたこと、複数の名詞を盛り込んだ長い駅名が増えてきたこと、そして広報戦略の失敗のために(と私は考えていますが)騒動になった「高輪ゲートウェイ」駅なども、そうした文脈でとらえることができます。

 

 

今回の企画は、関係者がインターネットで市川真間駅に関する言及を見たのがきっかけだそうです。

www.fnn.jp

 ーーこの企画を始めたきっかけと名前の由来は何?

インターネットの「市川真間駅はあるのに市川ママ駅はない」という書き込みを見たのが元々のきっかけでした。
その書き込みをもとに市川真間駅の駅長および駅係員によって発案致しました。

 

この市川真間駅は、昔から何気なく気になっていたり、ネタにしていた人は結構いたんじゃないかと思います。私もその1人でした。

その駅を、鉄道会社が自らイジるようになったということで、他に昔から噂になっていたような駅も(京成に限らず)、似たような企画が増えていくのかもしれません。

 

ちなみに、はてなブログの「今週のお題」が「母の日」らしく。