君と、A列車で行こう。

鉄道とシミュレーションゲーム「A列車で行こう9」を中心に綴るブログ。当面、東北地方太平洋沿岸の訪問をメインにしています。

普通列車すら通過する駅

【A列車で行こう9】渓谷の町、絶景街道 第6回 -渓谷から高原へ- - ニコニコ動画のお話。

「普通」という種別は、大体の場合各駅停車と同義ですが、そうでない場合もあります。
いろいろ例を出すとややこしいので省きますが、そういうパターンの1つに、ローカル線において、特に利用客の少ない駅は通過する、というものがあります。

例えばこちらの宗谷本線の時刻表。
[JR]宗谷本線の時刻表 - えきから時刻表
普通なのに、快速列車に匹敵するぐらい駅を通過する列車もあったりします。

動画の方に戻り、前半で追いかけている2両編成。これは普通列車なのですが、途中の神角(かみかど)駅をさくっと通過していきます。

手前が崖。奥は渓流。周囲に建物はなく、駅には駅舎もなし。どうみても秘境駅といった風情です。でも、きっと何かの用途があるんでしょうね。
ちなみにこの駅、Version1.0の時代は操車場で表現されていました。

そんなわけでダイヤ設定の際には、半数近くこの駅を通過する普通列車を設定しておりまして、動画で登場したのはその通過する方の列車でした。

ただこの駅、単なる秘境駅ではなく、柳津方が単線、若馬福島側が複線であることから、単線に合流する直前の信号所的な役割をしていたりもします。もしかしたら、元は信号所だったのが何かの際に駅に昇格したとか、そういうことなのかもしれないですね。