君と、A列車で行こう。

鉄道とシミュレーションゲーム「A列車で行こう9」を中心に綴るブログ。

甲信越「週末パス」の旅 (8)大糸線 特急あずさで移り行く絶景を堪能

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絶え間ない絶景が展開する大糸線の車窓

JR東日本関東甲信越南東北を中心としたエリアのフリーきっぷ「週末パス」で2日間、甲信越地方を巡ってきたのでその記録を綴っています。

2日目は松本からスタート。前回はアルピコ交通松本電鉄上高地線を往復しました。

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今回は松本から大糸線へ向かいます。

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松本駅にて

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松本駅は、塩尻篠ノ井を結ぶJR篠ノ井線の途中駅で、大糸線の起点駅。さらに松本電鉄も乗り入れます。

JRの中央本線信越本線といった「本線」級の路線の駅ではないのですが、東京方面からの特急「あずさ」の大半の終着駅であり、名古屋と長野を結ぶ特急「ワイドビューしなの」も停車するので、その風格は「本線」の大きな駅に引けを取りません。

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駅の入口付近。広い駅前広場に、カラフルな植え込みが目を引きます。

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出入口の横に掲出されている、以前の松本駅の表札。

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駅の歴史も含めて、この表札の由来が記されています。

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松本電鉄を往復して戻ってきた後に乗車するのは、特急あずさとしては唯一の南小谷行きとなるあずさ3号です。

それはいいのですが、中央の表示、パッとみて何の列車かわかりましたでしょうか。

「EXTRARV」「RAPIDFURUSATO」としか読めず、最初は何が書いてあるのかと思いました。

正しくは「EXTRA RAPID」「RV(Resort View) FURUSATO」で、「臨時快速 リゾートビューふるさと」なのですが、この表示はちょっと問題だなあと……。

「EXTRA RAPID」を若干左に詰めて、少し余白を作ればいいと思うのですけどね。

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特急あずさの前に大糸線へ向かう、9:40発の信濃大町行き普通列車

横ではE353系が構内をゆっくり移動していました。

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上と同じ211系ですが、こちらは東京都内の高尾まで長距離を駆け抜ける10:40発の列車。

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名古屋方面へ向かう、10:30発の中津川行き列車。JR東海313系電車が乗り入れています。

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構内をゆっくり進んできたE127系の編成。

各方面にいろいろな車両が行き交い、見ていて飽きない駅です。

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そんな中、12両の長い編成をくねらせて入線してきた特急あずさ3号。

特急あずさの多くは新宿-松本間の運転ですが、その中で唯一、千葉-南小谷間を駆け抜ける列車です。上り列車は南小谷発と千葉行きが別の列車になるので、この列車が特急あずさの中で最も長距離を走る列車となります。

この松本駅で後ろ3両を切り離し、9両となって大糸線へ向かいます。

安曇野を駆ける

松本を出て、最初は住宅と田園が交互に現れる車窓を見ながら、松本駅で買った駅弁を広げていました。

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松本・塩尻方面の名物という山賊焼きを乗せた弁当。松本駅の駅員さんプロデュースだそうです。

山賊焼きは要は鶏のから揚げなのですが、「山賊」という店名が由来という説と、「山賊は物を取り上げる」=「鶏揚げる」という説があるようで……。個人的にはどちらかというと店名説に信憑性を感じます。

揚げ物をご飯の上にのせているのですが、間に油取り紙を挟んでご飯と混ざらないようにしている、という工夫が見られました。

しかし、駅弁をのんびり食べているどころではありません。松本駅を出て13分、豊科駅を出たころから車窓には安曇野の広大な田園地帯が広がり、奥の北アルプスとあわせて見事な風景が展開します。

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列車の横を飛ぶ鳥の群れを見て、急いでシャッターを切ったら見事に収まってくれた会心の一枚。

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移りゆく車窓をうっとりと眺めていると、信濃大町駅に到着です。

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写真にもちらっと見えている通り、ここは立山・黒部アルペンルートの東の玄関口となる駅。ここからはバスで扇沢へ向かい、さらに黒部ダム立山へと進んでいくことになります。

仁科三湖へ

信濃大町を出ると、車掌のアナウンスで、仁科三湖(木崎湖・中網湖・青木湖)が車窓左手に見えることと、それぞれの湖が見えるタイミングについて紹介がありました。

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信濃木崎駅を通過し、まず見えてきたのは木崎湖

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湖にはボートを浮かべ、上空をパラグライダーで舞う人たち。

優雅なアウトドアのリゾート地として賑わっていました。

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築場駅を通過してすぐに見えてくるのが中網湖。他の2つと比べると小ぶりな湖です。

そして、連続して見えてくるのが青木湖。

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ここは地図で見ると、対岸の方にキャンプ地が集まっているようです。

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やがて、車窓にスキー場が見えてくると白馬。ここで大半の乗客は下車していき、南小谷までの間ではすでに車内の清掃などが始まっていました。

姫川の渓谷、そして終着の南小谷

列車は姫川沿いの渓谷へと進んでいきます。

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北アルプス雄大な峰々が一望できる安曇野の田園地帯を抜け、仁科三湖の景観を楽しみ、そして白馬から姫川の渓谷へと分け入っていく。車窓のダイナミックな変化が素晴らしい大糸線でした。

大糸線」というのは、大町と糸魚川の頭文字をくっつけたのでしょうか。その味気ない路線名からは想像しにくかった感じで、これはもう路線名で損しているんじゃないかな、と思いました。

さて、ここはJR東日本JR西日本の境界駅です。同じ大糸線でも、この先はJR西日本の路線。

「週末パス」の効力もこの駅までのため、この先は切符を買って乗る必要があります。ICOCAで行こか~、というわけにもいきません。

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蔵造をイメージしたなまこ壁の駅舎。

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駅前の駐車スペースにある観光案内。

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駅前の橋からの穏やかな渓谷の風景。

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おみやげなどもあるらしい、「TOBACCO」の窓口も味があるお店がありました。

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信濃大町からやってきて、この駅で折り返す松本行きの列車。

この先はいったん週末パスのエリアから外れることもあるので、次回としたいと思います。

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この旅行記の一覧を下記にまとめましたので、気になったところを読みたい方はこちらをご参照ください。

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