君と、A列車で行こう。

鉄道とシミュレーションゲーム「A列車で行こう9」を中心に綴るブログ。当面、東北地方太平洋沿岸の訪問をメインにしています。

「ぐるっと九州きっぷ」3日間の旅 (6)鹿児島の朝 桜島からの日の出

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桜島からの日の出を迎える中、海を行く桜島フェリー

「ぐるっと九州きっぷ」を利用して福岡・熊本・鹿児島を巡るシリーズ。

1日目は福岡をめぐり、夕方に九州新幹線で鹿児島へやって来て宿を取りました。

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鹿児島の歓楽街「天文館」近くに宿を取り、2日目の朝。

予定では、朝6:00の始発の市電で南に行き、指宿枕崎線と並走するあたりで列車の撮影をしたいと思っていました。

目が覚めるとまだ外は真っ暗。「そういえば日の出は何時だっけ?」と調べて見ると、6:01とのこと。

「もしかしたら、どこか日の出を見れるところがあるんじゃない?」と思って調べてみると、北側に城山公園という、街の裏山のような公園があり、そこの展望台からの眺めが素晴らしいそうです。

歩いても充分行ける範囲とのことで、予定を変更して日の出を見に行くことにしました。

とはいえそこまで時間がなかったのと、ホテルを出てみると飲み屋の客待ちのタクシーがたくさん停まっていたので、無難にタクシーで向かうことにしました。

上の地図は、市電の「天文館通」電停を起点としたもの。街と山をつなぐ階段を通るルートで、車だと遠回りをすることになります。

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展望台に到着したところ。日の出の時刻の4分前。

あいにく、桜島の山頂は雲をかぶってしまっていました。

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6:09の写真。日の出の時刻は水平線から顔を出す時間ですので、山の向こうから日が昇るにはもう少し時間があります。

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6:25。山を覆う雲がだんだんと輝いてきました。

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オレンジの光に照らされて、海を行く桜島フェリーと、灯りが点り始めた桜島の港町の姿がとても印象的です。

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太陽が覗いたのは6:27。来てよかった、と思える美しい日の出でした。

このころ、展望台には地元の方々が集まり始めていました。

ラジオを流している人もいて、ちょっと不思議だったのですが、6:30になると、皆さんで一斉にNHKのラジオ体操を始めたのでした。

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裏山の展望台まで散歩がてら登ってきて、輝く朝日を浴びながらラジオ体操。

素敵な光景を見ることができたように思いました。

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朝日を浴びた鹿児島の街。

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こちらは鹿児島中央駅方面の市街地。

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ズームしてみると、谷山港方面を行く船舶やタンカーの姿が見えました。

すっかり朝の景色を堪能して、ラジオ体操が一段落したのを見計らって山を下りることにしました。

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こんな感じで、街へ続く階段と歩道を降りていきました。

季節によってはかなり早起きになりますが、比較的手軽に行ける場所で素晴らしい日の出を見ることができますので、鹿児島に滞在する際にはとてもおすすめです。

次回は、前日の夕方とこの日の朝、各所で撮影した鹿児島市電についてご紹介します。

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