君と、A列車で行こう。

鉄道とシミュレーションゲーム「A列車で行こう9」を中心に綴るブログ。当面、東北地方太平洋沿岸の訪問をメインにしています。

甲信越「週末パス」の旅 (2)中央線特急あずさで小淵沢へ

f:id:katayoku_no_hito:20190824084044j:plain

小淵沢駅に到着した特急あずさ号

JR東日本関東甲信越南東北を中心としたエリアのフリーきっぷ「週末パス」で2日間、甲信越地方を巡ってきたのでその記録を綴っています。概要については下記の記事をご覧ください。

a-train.hateblo.jp

 

f:id:katayoku_no_hito:20190828210954p:plain

今回の記事では、新宿から中央線の特急あずさで小淵沢まで。特急券追加で特急が利用できる「週末パス」の長所をさっそく発揮します。

雨の新宿駅から中央線へ

f:id:katayoku_no_hito:20190824062411j:plain

予想外に雨が降り、先行きが心配になる新宿駅。繁忙期に運転される6:28発の臨時列車「あずさ71号」で西へ向かいます。

しかし、吉祥寺あたりですでに雨は上がり、立川・八王子と停車して出発する頃にはすでに快晴だったので杞憂でした。

八王子を出る時点で、乗車した車両は満席となりました。

中央線は、高尾を出ると山岳地帯へ分け入り、カーブの多い路線を進んでいきますが、E353系はまるでずっとまっすぐ走っているかのように快適。さすが最新の特急車ですね。

山深いところを進んでいったかと思うと、急に盆地を一望できたりして、その風景の変化も楽しいです。

今回もそうですが、いつも中央線は沿線をじっくり見ることがなく、ほとんど通り過ぎてしまうだけになっているので、いつかどこかの駅で降りて探訪してみたいと思っています。

大月で、おそらく富士急行に乗り換えると思われる人が若干下車しました。

f:id:katayoku_no_hito:20190824075131j:plain

勝沼ぶどう郷~塩山間、甲府盆地を見渡す絶景。

盆地に出た時に、地上と同じ高さで走るのではなく、高いところから見下ろす形になるのでその眺望は素晴らしいものがあります。

甲府でさらに下車客がいて、埋まっているのは車両のだいたい2/3ほどに。

f:id:katayoku_no_hito:20190824083757j:plain

長坂~小淵沢間。美しい夏の田園と南アルプスの山並みが見事でした。

f:id:katayoku_no_hito:20190824084045j:plain

小淵沢には8:40に到着。ここで初乗車となる小海線に乗り換えます。

小淵沢駅にて

次の小海線の発車は9:16。30分以上時間があります。

f:id:katayoku_no_hito:20190824084413j:plain

ホームには列車がいましたが、まだドアは開けてませんでした。

f:id:katayoku_no_hito:20190824084558j:plain

ログハウス風の待合室、そして駅弁屋さんが素敵です。

改札を出てみると、駅舎の屋上が展望スペースになっていたので出てみました。

f:id:katayoku_no_hito:20190824084832j:plain

南側の眼前にそびえる南アルプスの山々。

f:id:katayoku_no_hito:20190824084910j:plain

北側、集落の向こうに見える八ヶ岳

f:id:katayoku_no_hito:20190824085212j:plain

遠くには富士山の姿がうっすらと、しかしはっきりと見えていました。

この様子だと、私が以前訪れた時のように五合目は雲の中なのでしょう。

f:id:katayoku_no_hito:20190824085640j:plain

甲府行きの普通列車。長野色の211系は八王子や高尾あたりで見るとなんだか冴えない感じなのですが、ここで見ると高原の風景にふさわしい爽やかさを感じるから不思議です。

f:id:katayoku_no_hito:20190824090417j:plain

小海線で乗車したのは9:16発の臨時列車「八ヶ岳高原列車」。といっても何の変哲もないキハ110形で、多客期に小淵沢~野辺山間でピストン輸送をする列車になります。

この先の小海線については次の記事へ続きます。

a-train.hateblo.jp

 

この旅行記の一覧を下記にまとめましたので、気になったところを読みたい方はこちらをご参照ください。

a-train.hateblo.jp