銚子電鉄犬吠駅からすぐ西にある満願寺付近にはたくさんの向日葵が植えられていたのですが、見ての通りまだ蕾でした。
満開だったらよかったのに……とがっかりしつつ通り過ぎて、高台から海と犬吠埼灯台を含めての写真を撮った後、銚子駅に戻るために駅に向かい、この向日葵の前まで来た時、ふと立ち止まりました。
満開の向日葵を入れて写真を撮る人はたくさんいるけど、こういうのを撮る人はなかなかいないだろう、と。
銚子電鉄は経営がなかなか上向かず、「まずい棒」などの新商品を次々売り出したり、「電車を止めるな！」という映画を作ろうとしたり、電動バイクやNavitimeとコラボしたり、あの手この手でとにかくPRに努めているという状況。
これから咲くであろう大輪の向日葵のように、その努力の成果が花開くといいな、というメッセージを込めつつ、犬吠駅をバックに撮影しました。
ただ、構図としては甘いところもあって、駅の手前にある駐車している車とかは隠すこともできたはずなのです。
さらに言えば、スケジュールの都合上やむを得ないとはいえ、列車が画面にいればもっとよかったと思うのですが。
同じような場所でもう一枚撮ったもの。
こちらは咲き始めた花がアクセントになっていることや、手前側を向日葵で埋め尽くしているあたりがいいと思うのですが、犬吠駅の存在感が弱くなりすぎて、他の建物に混じって何の建物かよくわからなくなってしまったのが残念。
駅付近に列車が走っていればそこに存在感ができたので、構図として成り立ったかなあと。
どちらも一長一短な感じになってしまったのが、少し心残りではあります。
