【A列車で行こう9】HRプロジェクト-第7回「渓谷鉄道を往く」 by 片翼の人 ゲーム/動画 - ニコニコ動画
今回は予告通り、河原柳駅(H18)から延びる渓谷鉄道線のご紹介です。
この構想は「はるラピ」の頃からあったのですが、A21Cの駅数上限の都合で断念した経緯があります。
この渓谷鉄道、裏設定としては、もともと銅山からの貨物輸送用に設けられた鉄道で、銅が枯渇した後は渓谷鉄道として旅客輸送に転用され、銅山の跡地や渓谷の眺望といった観光資源を活かしつつ、山上でもロープウエイや案内所を整備し、観光客の利用増加に努めている……というような設定があります。
「柳」から延びる、あの電鉄。
元ネタのモチーフについて紹介すると。
まず、起点の河原柳という駅名が、京都の河原町(阪急)と出町柳(京阪)の合成なわけです。
そして、そこから延びる渓谷鉄道ということで叡山電鉄が主な元ネタとなっています。ただ、本線がすべて電化しており、たまには気動車も使いたいということで非電化線の設定のため、「きらら」は登場しません。その代わりに、キハ58の2両編成を柏原(H22)まで直通させることで、観光列車としての性格を持たせています。
沿線風景については近江鉄道、交換駅以外は起点も終点も含めて1面1線という配線については銚子電鉄、裏設定については大井川鉄道など、各地の小規模鉄道もだいぶ参考にさせていただいています。
ご存知の方は「けいおん!」ネタがやたら多いことに気づかれたと思いますが、叡山電鉄が「けいおん!」とコラボした時期があったということで、固有名詞も叡山電鉄と「けいおん!」のコラボとなっています。
- 慧山渓谷鉄道……「けいざん」=「えいざん」と「けいおん」の合成
- 元田井中(信号場)……叡山電鉄「元田中」駅と、「けいおん!」の主人公の一人「田井中 律」の合成
- 外后茶山(ほかごちゃやま)駅……叡山電鉄「茶山」駅と、「けいおん!」で主人公たちが結成するバンド名「放課後ティータイム」の合成(茶=ティー、ですから)
- 枕投院(ちんとういん)駅……叡山電鉄「修学院」駅⇒修学といえば修学旅行⇒修学旅行といえば枕投げ⇒音読みして枕投院(このネタが成り立つことを確かめるため、けいおん!!で修学旅行の回があって枕投げやってるのを確認しましたです)
けいおん!を知っている方には気づいていただけると嬉しいのですが、とはいえ、知らない方を置き去りにしないよう、普通の固有名詞としても違和感がないように考えています。