君と、A列車で行こう。

鉄道とシミュレーションゲーム「A列車で行こう9」を中心に綴るブログ。

なんとあの人気シリーズに参戦させていただきました。

【A列車で行こう9】新風鉄道総合研究所 第11話 - ニコニコ動画

以下、ネタバレ込みなのでご注意を。

まず、9.42話がハードルを思いっきり上げ過ぎてくれたせいで、こんな動画になってしまいました。

このブログでは触れてなかったのですが、5月上旬に東京方面に出向いてまして、その時に秋葉原で初めてnissyさんにお会いし、そしてその場でこのお話をいただいてその場で承諾してきたというのがそもそもの経緯になります。
いよいよ順番が回ってきて制作に取り掛かったのが8月の夏休みで、9月中旬には一通りできていたんですが、いろいろとあって11月冒頭の公開となりました。

やりすぎな気配もあるのですが、nissyさんの度量に甘えて、やりたいことをやりたい放題やらせていただいております。はるラピの2人を再登場させたり、ドラクエネタを存分に盛り込んだり、作っていてとても楽しかったです。

いろいろと書きたいことはあるのですが、ありすぎて記事の構成考えるのがめんどくさいので、時系列順に箇条書きで羅列していきます。

  • そもそも、9.42話に「抵抗」できる持ちネタがはるラピしか思いつかなかった件。新しく何かを考えたとして、それで面白いものができる自信もなく、安全策という面も正直あります。A9以前に完結したシリーズなんで、今の視聴者にどのぐらい通じるか不安でしたが、思ったより「はるラピ」という名前が通用していてなんか嬉しかったです。以前「A9ではるラピを」という声もいただいていましたが、それにもある程度はお応えできて、心残りも1つ解消しました。
  • 「浅草」と「若草」は、若草エクスプレスの「若草寺(じゃくそうじ)」駅が、元ネタが浅草寺(せんそうじ)と思われることからのインスパイア。あれがなければ思いつかなかったかもしれないです。
  • ローラ姫の「そんな、ひどい……。」は、はるかとラピートが総研に絡むための強引な動機付け。こうでもしないと彼ら帰っちゃいますから。北に竜王支社があってドラクエ成分も結構入っていたので、それを利用した面もあります。これももう25年前のネタですからどうかとも思ったのですが、意外と通用してましたですね。
  • 「ぶっ壊さない限り適当にやっといて」というのは、nissyさんからいただいた制作条件を超意訳したら、だいたいこんな感じでした。
  • 新風総研10話について触れた部分は、10話が公開されて、「あっ、そんな話だったん!?」ということで2週間で作り直してます。これのおかげで、最初は弱かった「環状線を作る動機付け」を、大阪つながりで補強できたのは幸いでした。
  • 独立した環状線なら簡単に作れますよ、っていうテーマですから、これはもうパクるしかないじゃないですか(
  • ダイヤグラム…30秒」ってのは誇張なしに30秒でした。ちなみに夜間、列車を詰まらせて止める方法は公式エキスパートガイドブック公認。例えばp.37参照。
  • 料理名、環状線なので最初は「113系カボチャとナスのドーナツ」にしていたのですが、カボチャとナスのドーナツはヘルシーかもしれないけどとても美味そうには思えない。それは1分クッキングの流儀に反するような気がしたので、円形の物、円形の物……と悩んだ結果、少しは美味そうなかき揚げに変更しました。
  • ニコ鉄巡音支社インスパイアは、最初から作っていたのですが、公開までに次々とインスパイアやら本家やらが登場したので、いったい何番煎じになってしまったのかという。でも、あの29拍連打はどうしてもネタにしたかったので、ここは変えられなかったです。
  • 安価ダイヤをいじってしまうとnissyさんの苦労が全部パーになってしまうので、若草総研口〜超若草で、普通の追い越しのためにポイント設定を変えた以外はいじってません。例外として、下り特急「準」(123系ミニエコー)が、ここでの転線の影響でその後1分ずつ遅れさせる必要がありましたが、折り返しや他の列車との絡みには影響ありませんでした。
  • 車窓部分、トンネルを抜けて本線に合流するところは、BGMとの同期も含めて完璧に演出できたと思っていたのですが、ほとんどコメントにならなかったのが残念。
  • 実は、ゲーム上の日付は1月1日でした。これをはるラピの初日の出ネタと絡めてもよかったのですが、A21Cと違って画面に日付が出ないので、説得力に欠ける気がして見送りました。
  • 特急が詰まる部分は意図的なセレクト。今回組んだダイヤで列車が詰まってるのはあそこだけです。入線するホームを変えてもいいんですが、ごく短時間だしまあいいかなと。
  • エンディングの構成はドラクエ3のインスパイアなのですが、気づいた人がいたのかどうか。
  • 14分30秒というサイズは10話と合わせたのですが、そんなことに気づく人がいるはずもなく。
「はるラピ」の答え。

ザ・インタビューズで以前、「A9ではるラピ2を作る予定はありますか?」というインタビューに対して以下のように書きました。

彼らは最終回で現実へと帰っていき、もう逃げ出さないことを約束しましたので、同じような話が別の場所で展開されることはありません。

……が、せっかく育てた「持ちキャラ」ですので(作画の恵さんには失礼な言い方かもしれませんが)、このままお蔵入りしてしまうのは惜しいという思いもあります。

その答えは、いつか出るかもしれませんね。

これについてnissyさんが、その答えがこの動画だといった形で言及されていて、間違ってはいないんですが、個人的にはもう一つ意味があって。

それは、この2人をどこでも登場させられるというフリーハンドを手に入れたこと。

最後、バシルーラで飛ばされた2人ですが、大阪に帰るも良し、うっかりどこか別の場所に飛ばされてしまうも良し、どうとでもできるわけです。

まあ、あまりに世界観が違うと、今回の「浅草と若草」みたいなことをしないといけないかもしれませんが、少なくともはるラピ24回の時の制約からは逃れられたわけで。

といって、次回作があることを約束するものではありません。それも含めてフリーハンドだということです。


他にもこの動画に関しては書きたいこともあるのですが、まあとりあえず今回はここまでで。