君と、A列車で行こう。

鉄道とシミュレーションゲーム「A列車で行こう9」を中心に綴るブログ。当面、東北地方太平洋沿岸の訪問をメインにしています。

その「どれでもない」のがよいのではないかと

【A列車で行こう9】元市長の友茶交通 経営録 #8【鉄道素人元市長】 by ともっちゃ/TomOCha ゲーム/動画 - ニコニコ動画

8:00あたりに

何かを再現しているわけでもない、かといって、
「全手動開発都市を往く」とか「箱庭プロジェクト」のように
洗練された景観都市というわけでもない。
ニコ鉄のように街の成長を見ていくモノでもない、
となると、
この動画は…    なんなんだ?

という台詞がありましてですね。その中に「箱庭プロジェクト」の名前が出てきたのでこうしてつられて書いているわけですが。

箱庭プロジェクトのマップは一応、「再現じゃない」と公式には言っていますが、でもFuchsさんの中では、きっちり(あるいはそれなりに)再現してるんだというひそかな自負はあったりするんじゃないか、と思います。有名どころだけではなく、たとえばVol.1のオープニング直後に出てくる温泉旅館も、実在の旅館がモデルらしいですし。

そのあたり、マップの造形でこだわった部分を動画にしたらどうですか? という話をしたことがあるのですが、そういえば進展はないような。せっかくなので、私が作る動画ででも、どこかでちゃんと紹介したいなあと思ってるのですが。

鉄道ダイヤ的にも、なるべく元ネタに準拠しながら、それを大きく壊さない範囲でオリジナル風味を加えていくという感じで、微妙なバランスを意識しながら作っていたりはするのです。

まあでも、公式には「再現ではない」と言ってますので、とりあえずはそのあたり上の文章には何の問題もないです。


で。

このシリーズ、そのどれでもない、というところがひとつの魅力だと思うのです。すでに完成したマップのリストラから入るというのは、他にはない大胆な切り口ですので。
そして何より、動画の基本的な作り方がしっかりしているというか、ネタも含めて構成が飽きずに楽しめますので、それで十分なのではないかと思ったり。

個人的には流行りのアニメとかアイマス・東方とか、そういううんざりするネタが出てこないので安心して見てられるってのもあります。まあ、それが逆に注目されにくい理由かもしれないですけどねえ……。


今のところあまり目立たないのですが、風景的に美しい造形してる部分とかもあるようですので、そこをもうちょっと前面に押し出しても良いかもしれないですね。