君と、A列車で行こう。

鉄道とシミュレーションゲーム「A列車で行こう9」を中心に綴るブログ。当面、東北地方太平洋沿岸の訪問をメインにしています。

今年を振り返って

晦日、思わぬハプニングで終えることとなったこの2009年。
このブログはA列車にかかわることに限って書いてますので、そういう方向で振り返ってみます。


ニコニコ鉄道で、「ダイヤ神記念ダイヤコンテスト」という企画が立ち上がったのが確か今年1月。募集も締め切られ、その結果として予告されていた動画を心待ちにしておりました。

で、2月、3月になっても何も動きがなくて、そのことが表立って(IRCではどうだったかわかりませんが)話題になるわけでもなく……。
そのままフェードアウトでいいのかな? と、半分焦れつつ、(A21Cしかプレイできなくて)参加資格がないことを利用してツンツンつついてみたのが【A列車で行こう21C】ダイヤコンテストに便乗してみた(1) - ニコニコ動画から始まるシリーズでした。

その動画のコメントでニコニコ鉄道のことが話題になり、それがきっかけでニコ鉄IRCにお邪魔することになり……。それ以降、結果的にニコ鉄の外という立場にいつつ、いろいろとかかわりを持ちながらやってきました。


ダイヤコンテスト絡みのシリーズも終わり、どうせならニコ鉄みたいに都市開発シリーズをやってみるか、ということで6月から【A列車で行こう21C】はるかとラピートが鉄道路線を作るようです by 片翼の人 - ニコニコ動画のシリーズをはじめました。

最初は、今年中には終わっているつもりだったのですが、途中で更新間隔が落ちたり、思ったより長くなったりして、結局越年になってしまいました。でも、その分楽しめる期間が長くなったという風に解釈することにします。

6月中は、割とのんびり作ってたんです。あんまりアクセスは伸びなかったのですが、「開発動画もなかなか難しいもんだな〜」ぐらいの感じで。

転機になったのが【A列車で行こうDS】 震災復興開発記 1 - ニコニコ動画でした。この動画が公開された日の夜、ニコ鉄IRCはまさに大騒ぎ。私としては、A列車動画でこんな表現が成り立つんだ、ということが驚きでした。逆に言えば、自分もその気になればそこに向かうことができる、なのにいつまでもうだつのあがらない動画作ってていいのか? ということにも気づかされたわけです。

これを機に、発言の場所をニコ鉄IRCから移し、このブログを書き始めるようになりました。動画制作の面でも、「妥協せずに作る」ことを心がけるようになり、ゲーム画面の提示の仕方、演出面での工夫など、どうやったら視聴者の感情を動かすことができるかを考えるようになりました。確かこの頃ブログでも書いたと思いますが、手本になるものを追いかけ、学びながら動画制作にトライできるというのは、幸せなことだと思います。


【A列車で行こう8】3マップ直通特急「すぅぱぁ☆もっさり」 - ニコニコ動画を作ったのが7月下旬。このブログで大口叩いたために妙にプレッシャーを受けるハメに……。
今考えると、この特急「すぅぱぁ☆もっさり」って、はるラピの特急「センチュリースター」となんか似てますよね。山岳地帯を通って2つの都市間を結ぶという。ひょっとしたらそこにシンパシーがあったのかもしれません。

今年1年、A8でも直通運転の設定が活発になされるようになったのに、こういう動画が増えないのはなんででしょうね。作者同士の打ち合わせとか、面倒なのはわかるんですが。楽しさを充分提示できていないように見えて、すごくもったいないと思います。


10月19日のニコ鉄2周年に合わせて作ったのが、【祝ニコ鉄2周年】はるかとラピートが鉄道路線を作るようです-番外編 - ニコニコ動画。これはとても楽しかったです。これをMADと言ってしまうと定義を拡げすぎかもしれませんが、少なくとも、ある既存の書式に則って、別の画像を当てはめて新しい動画にする、という意味では私にとってMADです。MADを作る楽しさというのが理解できた気がします。


そんなわけで、A列車関係では、「ダイヤコンテストに便乗してみた」シリーズ5本、はるラピシリーズ24本+番外編、特急すぅぱぁ☆もっさり動画、合わせて31本の動画を今年作りました。
2GBなんか使い切ることはないだろうと思っていましたが、他のシリーズの動画も含めて、容量が足りなくなる事態になるとは……。

その時々でいろいろありましたが、こうして自分なりの創作・表現を続けてこれたというのはとても楽しいことでした。
はるラピは予想に反してまだ終わっていませんが、最後まで見ていただけるよう頑張りたいと思います。


今年一年、動画制作に関して、あるいはこのブログで、その他もろもろお世話になった方々に御礼申し上げます。

来年の挨拶は、また明日かあさってあたりに書くと思いますので、その時にでも。
みなさん、よいお年を。