君と、A列車で行こう。

鉄道とシミュレーションゲーム「A列車で行こう9」を中心に綴るブログ。当面、東北地方太平洋沿岸の訪問をメインにしています。

お盆前後の動画の感想

このエントリーで感想を書いた動画の一覧

今回は、初めて「続きを読む」の機能を使ってみました。簡単なテキストでいろいろな処理ができるはてな記法は、覚えれば楽なんでしょうが、いかんせん種類が多すぎて……。必要になったものから1つずつ覚えていくしかないですね。


【A列車で行こう8】凛々鉄道鳥兜地区 第10話「第1次ダイヤ改正。」 - ニコニコ動画

昔、A4のPS版をやったときには、複線の片道に1日6本の電車を走らせて、過密だー!って喜んでました。
で、この夾竹桃〜紅天狗間は1日8本なんですね。しかも、速いポイズンアローも含めて。しかも、前後の列車のチェックがA4よりは厳しいA8で。それだけでも、どれだけ大変だったかが想像つきます。
見栄えの観点からだけ言えば、前の列車が駅を出終わらないうちに後ろの電車が入ってくるというのは、(まあ駅の途中に閉塞を設ければ可能ですけど)あまり好きではないです。でも、過密をつきつめるというプレイなら、ゲーム上許容されている範囲ギリギリを攻めるのは当然のことですね。

ダイヤ改正紹介として、使用車両を走行シーンとともに、列車種別・列車名・形式名の英語表記で紹介する見せ方は、何だかよく見るような気がして、新しい定番フォーマットとなったのかなという印象があります。ニコ鉄臨空支社の影響かどうかはよくわからないですが。
心当たりを少し調べてみたら、ニコ鉄萃橋支社、海熊開発鉄道がその形式なのでした。他にあったかもしれないですが。

本社に電話して、断られるところまでは「ですよねーw」という感じなのですが、まさかダイヤコンテストが出てくるとはw やっぱり、このネタの持って行きかたには敵わないです。そして、駅名→沿線ネタとしてこれまで蓄積してきたもの(鳥兜食堂、ハブ湯温泉)が、オチとしてとても効いています。

何より、このハイテンションを第10回まで維持し、衰えることがないというのが凄まじい。だいぶ前の回で、テンションがもつかどうかが心配、というようなことを書いた記憶がありますが、完全に杞憂でしたね。


スマイル高速鉄道 赤地支社 第6回株主報告 - ニコニコ動画

23分w!!
まあ、長すぎだし、前半の路線改造と後半の共同運航部分を分割すれば短くできるとは思うのですが、意識して最長を目指すって言うのならそれもありでしょう。「24時間テレビ」系の番組だって、結局は既存の番組に「つなぎ」を混ぜてくっつけただけですしね。
かなりの部分を占める紙芝居、展開がうまいんでしょうか。結局見飽きることなく最後まで見てしまいました。
sakureloさんとの絡みの部分、なんかほのぼのしてていいなあ。これまでの同種の企画とは、なにか違った趣がありますね。「動物2匹が……」のツッコミは噴いた。
で、相対的に一番退屈だと感じたのがA列車の部分だったとは。たった5駅の路線に特急と急行というのは、それをあえてやる理由、たとえば凛々鉄道のポイズンアローみたいなのがなければ、楽しめるかどうかというと難しいかもしれません。


もっとこなれた動画を作れる人もいますけど、そうでなくても視聴者を楽しませることはできるという、いい見本じゃないかと思いました。
もっと伸びてもいいと思うのですが、3回ぐらいまでで見切っちゃった人も多いのでしょうか?

海運会社については、(航空系も含めて)「設立する」ことで満足しちゃうのか、具体的な動きに乏しいところが目立つように思うのですが、ここはどうなるでしょうか。お二人の頑張りに期待したいところです。


ログイン - niconico

一視聴者の立場としては、とことん作りこんでほしいと思う作者の一人。Ex.2のパワプロとか、Ex.3とか楽しかったですから。ただ、相手がある話ですから、そうとばかりも言えないのでしょう。単に分割されているだけならいいのですが、弾幕ネタの一部が微妙に古かったりして(赤地支社のくだりとか)、そういうところで作りかけ感が感じられたのは少し残念かもしれません。
そんなわけで、後半が完成したら、後半だけではなく、「完成された前半」と繋げて完全版でうpしていただけたらなあ、とわがままな希望を書いておきます。

それにしても相変わらずの詰め込みっぷり。視聴者の立場からすれば、「ニコ動の右上ぐらいのつもりで」といわれても、見てみないことには本当に「右上」なのかどうか判断はつかないので、なかなか難しいところではあります。ある意味、常識の逆を行く制作手法といえると思うのですが、この動画は、それをちゃんと楽しめるのでありだと思います。芸になってなくて、単にいらいらさせるだけ、だと困っちゃいますが。

冬木登山線の走行シーン、考えてみればすぅぱぁ☆もっさりのあれが焼きついていたので、逆方向+再生速度調整なしというのは妙に新鮮でした。

この動画の天気予報欄のような軽やかなパクリ方は、ニコ鉄同士でももう少しあってもいいかなと思うんです。ガッチリした世界観の中で、両者できっちり打ち合わせてネタを共有して(あるいは相手の了解を取って)……というだけではなく。まあ、自分と相手との距離感を掴んでおかないと、下手にいじりすぎて不快にさせたり、というようなリスクもあって、なかなかセンスがいる芸当だとは思うのですが。


嵯峨野線 - ニコニコ動画

マイリストにまとめられていないのですぐにわからないのですが、以前から、アーバンネットワーク各線区の再現動画をあげられてる方でしょうか?
A21Cの仕様に限界があるとはいえ、主な特徴はよく掴んであって、楽しいシミュレート動画になっていると思います。特に、嵐山〜馬堀間の旧線の再現は凄い。A21Cのマップコンストラクションはアバウトな造成しかできないので、ここまで地形を作りこむのはとても大変だと思います。
沿線に工業地といえる場所はないのですが、工業用のダミー駅を設けて対応しているようですね。


双鈴鉄道part7【A列車8】 - ニコニコ動画

上級急行。うーん。特別急行とは違うんでしょうね……。
国鉄ローカル線的なものを目指していると思っていたのですが、そういう意味ではリアリティを感じにくい種別かも。まあ、国鉄ではなく「双鈴鉄道」ですから、国鉄の種別に縛られる必要がないといえばそれまでではありますが。
腕木式信号機は、不慣れなのですぐに意味がつかめないのですが、雰囲気が出ている面白い演出だったと思います。
後半の試みは、正体がよく見えないですが、面白そうですね。
透過PNGということは、WMMか紙芝居クリエイターか……。こちらもどんなものが出てくるか期待できそうです。