君と、A列車で行こう。

鉄道とシミュレーションゲーム「A列車で行こう9」を中心に綴るブログ。当面、東北地方太平洋沿岸の訪問をメインにしています。

ストレスを感じさせない強さ

【A列車で行こう8】新鳩急電鉄開発日誌 9号車 - ニコニコ動画

前から、TNさんの作品の優れたところは何なのか、ずっとうまく言葉にできなかったんです。

で、ひょんなことでみつけたのがこの動画。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm7595469

どうやって見つけたのか忘れてしまいましたが、2週間で11万というとんでもない再生数。ここまでアクセスを集めるのは只者じゃない、ちょっと見てみるか、ということで見てみました。


最近はユーザー生放送とか見るようになってそうでもなくなりましたが、実況プレイって好きじゃなかったんです。字幕で進めるパターンと比べて、実況者の声がウザイと感じることが多かったので。
生放送でも、主の喋りがうまくない放送は、見なくなっちゃうことが多いですね。


で、この実況プレイ。とにかく立て板に水でテンポよく喋る喋る。そして、それにストレスを感じない。
その時は、眠かったこともあって後半は飛ばしちゃったんですが、20分ちゃんと見てたらきっとファンになっちゃうだろうなあ、という感じでした。


ああ、そうか。と思いました。
実況プレイの喋りにあたるものは、字幕動画で言えばテキスト。TNさんの場合は紙テープ。これの入れ方がうまいんだなあ、と。テンポがよく、情報量が適切で、ストレスを感じさせないテキスト。それだけで十分、視聴者はついているわけです。To Heartネタや酒ネタ、幕改造とか、他にTNさんの作品を特徴付ける要素はありますが、それらは、「ストレスを感じさせない」という基礎を前提にした上積みなんだろうと思います。


考えてみれば、A列車動画の場合、「視聴者に不要なストレスを与えてる」というところで損をしている動画が少なくないような気がするんです。「またてってってーか!」「説明がないから何やってるかわかんない」「ポンと固有名詞出されたってそんなもん覚えてない」「なにこのウザいBGM」……………。


と、他人事みたいに書いてますが、自分も例外じゃない。はるラピ第1回・第2回あたりについていた批判コメントは、視聴者に与えてしまっていたストレスを如実に物語っているわけで。
できる限り改善しようとしていますが、今見ていただいている方々にとってはどうでしょうか。