君と、A列車で行こう。

シミュレーションゲーム「A列車で行こう9」を中心に綴るブログ。

ローカル線動画2題。

最近のA列車動画から。
いずれも十分楽しめたのですが、一定の力量がある作者だけに気になるところというのもあるわけでして、久々にこんな内容を書いてみたりしました。

【A列車で行こう9】 the Local Railway Story "Seinandai" - ニコニコ動画

ニコニコ鉄道江北支社の通称「江北さん」の動画。画面構成がLoasさんの【A列車で行こう9】New Urban Center Kozu-1 - ニコニコ動画をかなり意識したものになっています。

そんなわけで「真似としては」とてもよくできているのですが。
ただ、全般にアンバランスな感じなのが少し残念なところではあります。

  • 通常のニコ鉄江北支社と構成を変えて、「プロモーションムービー」とわざわざ最初に掲げるのであれば、一般的にはもっとそれに特化した内容になるかと思います。左下の曲名表示や、右下に時折出てくる「江北新聞ニュース」等は、何か違う、という感じ。というより、この画面構成自体が「プロモーションムービー」ではないという感じもあります。
  • 左下の曲紹介…紹介だけならまだしも、分秒の表示はかなり余計。ネタもとのLoasさんの動画で、音の波形を表示しているのもなんか余計だなあ、と思ったりしたのですが、その余計な部分をさらに輪をかけてパクらなくても……などと感じたり。
  • 紹介文句、「この街は、何もかもが清々しい。」「ああ……もっと眺めていたい。」「この駅こそ、終着駅にふさわしい。」といった言葉が、どうもピンと来ない。というよりも強調する部分が違う。そういった「感想」に属するものは、映像によって視聴者に抱かせるものであって、言葉で押し付けるものではない、と思います。
  • BGMが短時間でころころ切り替わるのは、好みの問題ではありますが私は少し気になるところ。区間ごとにコンセプトを持たせてあるのかもしれないですが、その割には曲のアレンジが統一されていて、雰囲気がそれほど変わるわけではなく。この長さで1曲は厳しいですが、もう少し大まかな区切りにして、3〜4分ごとに替えていってもよいような気がします。
  • カメラワークが少し動きすぎ…という感じがするのですが。カメラ自体が動きすぎということもあるし、走行中にいろいろと切り替えているために落ち着きがないのかもしれません。都市部の活発な路線ならそれでもよいのでしょうが、ローカル線としては、もっとゆったりとした構成が似合うのではないかと感じます。


【A列車で行こう9】全手動開発農地を往く【新風鉄道水神支社】 - ニコニコ動画

新風鉄道水神支社のjijiさんの動画。冒頭の入り方が尻手黒川鉄道シリーズに似ています。
この方は映像表現には定評があって、作りこまれたマップと巧妙なカメラワークで、美しい農村と鉄道の風景を描き出しています。

そんなわけでとても素敵な動画でして、難癖レベルになってしまうのですが、逆に、もう少し落ち着いて見たかった、という感があったりもするのです。

それが何に由来するのか、ほかの動画と比べながら考えてみたのですが。
前面展望の走行シーンの中に、他の視点を挟み込むのはよくある手法で、私も多用しております。
ただ、時々走行中に遠景に切り替わり、列車は画面内にいてもフォーカスから外れている部分があり、あくまで個人的な感覚としては、そこでいったん「列車に乗っている」という意識がリセットされてしまうというところがあるのかなと思います。


よく似た構成の動画に箱庭プロジェクトの「【A列車で行こう】北の街の一日【箱庭prj-Vol.02】 by Fuchs ゲーム/動画 - ニコニコ動画」がありましてですね。
この動画ではそういう落ち着かない感じはなく、最初は身内ゆえの身びいきかとも思ったのですが、視点が切り替わるところでも列車へのフォーカスは(ほとんどの場合)外してないし、逆に途中のHandRice駅の風景は、BGMも切り替えて完全に別物として挿入しているので、中途半端な意識の途切れというのはあまり感じないのではないかと思います。




おまけ。

アイドルマスター 尾崎玲子 A列車で行こう4「街角の女」 - ニコニコ動画

BGMがA4の曲というだけでA列車とは関係がないのだけど、この発想はなかったというか。
車窓をA列車の動画に変えれば応用できそうですね。
なるほどなあ。