君と、A列車で行こう。

鉄道とシミュレーションゲーム「A列車で行こう9」を中心に綴るブログ。当面、東北地方太平洋沿岸の訪問をメインにしています。

「はるかとラピートが鉄道路線を作るようです」第20回について

【A列車で行こう21C】はるかとラピートが鉄道路線を作るようです-第20回 - ニコニコ動画


以下、ネタバレがありますので、先に動画をご覧いただければ幸いです。

ダイヤ改正」の出し方

今回のような大規模なダイヤ改正になると、変わった部分も多岐に渡ります。
それをどう出したらいいのか。これまで、ひと様の動画を見ながらいろいろ書いてきましたが、いざ自分がやるとなると、案外難しいものだと思い知らされました。


実は、先日裸単騎さんのニコ生で話題になったPowerPointじゃないですが、OpenOfficeのプレゼン機能で、ダイヤ改正の内容を説明するためにかなりの枚数のスライドを作ったんです。

が、ほとんど没w 唯一使ったのは、新線の縦浜線の場所を点線で囲った路線図だけでした。

他にも、一般列車でかなり変わったところはあるのですが……。
それらを羅列するだけなら簡単です。でも羅列だけじゃ伝わるはずがありません。
ちゃんと視聴者に伝わるように説明しようとすると、どうしても9分では足りないのです。

伝わらなくてもいい、という考え方もあるかもしれませんが、よく伝わらない情報を出すぐらいなら、いっそ削ってしまうほうがいいと思います。
そこで、どうしても出したいものに絞った結果が、今回の動画です。

走行シーン中の他の列車の提示

これ、実はあんまり好きではないんですけどね。ただ、今回は、上に書いた「紹介し切れなかった部分」を少しでも補えればと思い、入れてみることにしました。

なぜ好きではないかというと、よく使われる投稿者コメントを利用する方法は、基本的に動画から浮き出ていて目障りだし、下中央固定だと、矢印がついていたとしても、どの列車を指しているのかわからなくてイライラしてしまうためです。

そこで、動画内のテキストとして、画面に映る車両のそばにテキストを持ってきたほか、目障り感を和らげるために、やや透過させた白に統一して、前後にフェイドイン・フェイドアウトを付けることで、目立ちにくくしました。

これがどの程度効果があるかわかりませんが……。

着地が決まればそれなりに

特急走行シーン以降の曲は、雰囲気はいいのですが、実はあまりしっくりきていないのです。素材をお借りしておいて書く言葉ではないですが。
でも、曲の節目節目に合わせるように動画を構成してみると、これしかないように思えるから不思議です。

先日の裸単騎さんのニコ生で「着地が決まればどんな曲でもそれなりに聞こえる」というようなことを書いたのは私なんですが、それは、今回の編集をしながら感じたことでした。

オープニングを変えてみた

例によって(?)、ダイヤ改正に合わせてオープニングを変えてみました。
テーマ曲や、大まかな構成は変わってないのですが、はるかとラピートの出し方を変えてみたり、スタッフ?表示をテレビアニメっぽくしてみたり。
「でーきたらー」の部分の切り替え方など、なんとなく、当初思い描いていたものに近くなったような気がします。

2人はいったい何者?

擬人化されたはるかとラピートですが、この2人の位置づけは、ずっと曖昧なままにしてきました。
それはそれでよかったのですが、今回、特急として50000系と281系を使うことにしたことで、2人の位置づけを決める必要に迫られました。

車両そのものに戻って走るのか。人間としてかかわるのか。かかわるとしたらどういう立ち位置なのか。

とりあえず今回それとなく明示したのは、ラピートは運転士だ、ということです。運転士は非番の日もありますから、ずっとラピート編成につきっきりというわけでもありません。要は、50000系車両と「ラピート」というキャラクターとは別物だ、ということです。
はるかは、今回はラピートと一緒に運転席にいる設定ですが、彼女も運転士なのか、そうでないのかはまだ決めていません。