最初はイマイチだと思っていた作者が、だんだんと成長していくのを見るのも、シリーズものの動画の楽しみかもしれないですね。今回のは、すごくがんばっているというのが垣間見える動画。
気になったのは、サウンド・オブ・ミュージックのネタ。それはそれで面白いんですが、動画の展開の中ではあまり重要でないわりに、時間的な比重が高すぎるなあと。ちとアンバランスな感じがしました。
あと、テクニックとしては音サインを有効活用すると良いかなと思いました。音となにかの事物を強く結びつけることで、音でその事物を想起させるという手法。この動画で言えば、遠想鉄道の秘書を出すなら、必ず例のきらきらした曲を鳴らす、ということになるのですが。そういうところに凝るようになると、もっと効果的な演出ができるようになるのではないか、と思います。
動画そのものとは離れますが、BGMで使ってる京阪の駅メロディを繋ぎ合わせた曲。確かに1つの曲なのかもしれないけど、どこを切っても駅メロディとして使えるようになっている分、全体にメリハリがなさすぎてイマイチといわざるを得ないです。そもそも駅メロディにそんな趣向は必要なのか? と思うのですが。