
先にナショナルデー公式式典を見ていたブルガリア共和国
ブルガリア共和国パビリオンを見学したのは5月31日。少し前の5月18日にナショナルデー公式式典を観覧した後、ぜひ入ってみたかったのです。
そのナショナルデー公式式典を含む記事は下記になります。


ブルガリアパビリオンの内容は1グループ15分の入れ替え制なので、待ち時間は15分の倍数になります。
執筆時点(2025年9月上旬)では、待機列は大屋根リング下にできていましたが、この時はパビリオン前のスペースに列を形成していました。45分待ちで入場。
入場すると出迎えてくれたのは、乳酸菌をイメージしたマスコットキャラクターの「ラクト」ちゃん、そして明治ブルガリアヨーグルトのパッケージ。


内容は2部に分かれており、最初はブルガリアの国家についての紹介。次に、未来について考えるシアターとなっています。
なお、ブルガリアパビリオンでは物販や飲食はありません。
菌類からヨーグルト、そして人類の団結へ
入って最初の部屋では、菌類による発酵をイメージしたような無数の円形のディスプレイに映像が映し出されます。
自然の作用に注目するパビリオンはいくつもありますが、ここではバクテリアの話から始まります。ブルガリアを発祥とするヨーグルトは、牛乳をバクテリアで発酵させて生成されます。ヨーグルトの生成に使われるバクテリアには、ラクトバチルス・ブルガリクス(ブルガリア菌)と呼ばれる、ブルガリアの国名が付けられたものもあります。
やがて、ヨーグルトの話と日本とのかかわりに話が移っていきます。
ブルガリア発祥のヨーグルトが日本で知られるきっかけとなったのは1970年の大阪万博だった、ということはナショナルデー公式式典の際に言及されていました。
その後、当時の明治乳業がブルガリアから入手した菌でヨーグルトを開発し、やがてブルガリアは国名の使用許可を与えたのだそうです。今売られている「明治ブルガリアヨーグルト」はブルガリア国家公認だったのです。
やがて、話は菌類の生物としての特徴から、人類の話に移っていきます。
時に多数の菌が団結して環境の変化に適応しようとする菌類。ブルガリアもまた、多くの人々が団結して、古代の文字から現在の科学技術まで多くのものを生み出してきた、ということが紹介されます。






来場者の選択によって変わる未来像
バクテリアから現代、そして人々の団結というところまで話が進んできたところで、次のシアターでは、スクリーンに表示されるQRコードをスマホで読み取って、来場者それぞれが重視する未来の価値観を選択します。選択されたものがスクリーンに表示されますが、これは過去の来場者の選択も含んでいて、常に変化していくのだそうです。




俯瞰して見ればその変化が面白いかもしれませんが、一介の来場者としては、複数回パビリオンを訪ねて比較しない限りその変化を見ることはできないので、醍醐味を感じるのは難しいかなと思いました。
知るきっかけがなければなかなか知らないこと
明治ブルガリアヨーグルトがブルガリア公認だという話。私はなんとなく、丸亀製麺と同じような感じで、商品イメージとしてそれらしい地名を付けているのだと思っていました。
まあ、後で調べれば明治のWebサイトにも載ってることなので、別にここで明かされた話というわけでもありません。タイトルに「驚きの事実」と書いたものの、知っている人は知っている話でしょう。でも、知るきっかけがないと知らないことでもあります。
ちなみにこの日以降、明治ブルガリアヨーグルト(低糖)をよく買って食べるようになりました。