
※本記事は下記の記事から抜粋して再編集したものです。
雨の開幕日。会場への来場者が落ち着いてきた頃合いで出発
大阪・関西万博は、来場方法をあらかじめ予約する必要があります。
まずは、東ゲート・西ゲートのどちらから入るのかです。これは会場に行く交通手段によって変わります。
東ゲートはOsaka Metro中央線の夢洲駅から行く場合と、自転車で会場近くの駐輪場まで行く場合、そして身障者用駐車場を利用する場合です。まあ、ほぼ地下鉄専用と言ってよいでしょう。
その他はすべて西ゲートになります。JRゆめ咲線桜島駅から頻発するシャトルバスをはじめとして、近隣主要駅からのシャトルバス、万博会場まで臨時に足を延ばす高速バス、船着き場やP&R(パーク・アンド・ライド)駐車場からのシャトルバスなどです。
次に、入場予定時間を選びます。選択肢は、9:00~、10:00~、11:00~、12:00~、そして17:00~*1です。指定した時間以降で入場ができます。好き勝手に選べるわけではなく、時間帯ごとに枠が決められており、満員となった時間は選べません。
後からいろいろと追加された「日時予約不要のチケット」とか「当日券」とかの設定もありますが、ここでは省略します。
開幕日は「東ゲート・12:00~」で予約をしました。
開幕日の4月13日は朝から天気が思わしくなく、午前中は小雨程度だったようですが、12時に行われる予定だったブルーインパルスの記念飛行は中止に。その頃から雨が本格的になってきたようです。
12時時点では、Osaka Metro中央線の列車運行状況*2を見ても、夢洲駅に向かうどの列車もぎっしり混雑していたようでした。そこで少し待って、列車の混雑が落ち着いてきた13時頃に出発しました。


入場待ちは雨の中で1時間
夢洲駅に着いたのが13:40ごろ。駅を出て、入場待ちの列に並ぼうと歩いていきますが、午前中、入場時間帯別に整理されていたはずの仕切りが乱雑に放置されていて、どう通っていったらいいのかよくわかりません。とりあえず前の人についていく感じで適当に流れに乗って進んでいきます。
ゲート前の広いスペースに対して、誘導する係員の人数が少なく、状況に応じた流れのコントロールが充分にできていないように感じました*3。
ゲートではまず手荷物検査があり、その直後にQRコードを読み取らせてのチケット確認があります。
入場を終えた頃には、夢洲駅を出てから約1時間がたっていました。

もっとも長い時で2時間ほど待つなど、「並ばない万博」を標榜しているにもかかわらず入場待ちで混雑するという課題が指摘されましたが、その要因は2つあったようです。
1つは手荷物確認のところでスムーズにいかない場合があること。やり方は空港の検査と同じで、荷物やポケットに入れているものなどを全部トレーに乗せ、金属探知機を通すというものですが、慣れていないと戸惑う人がいるかもしれません。
2つ目はQRコードの読み取りですが、普通に考えれば、スマホで万博アプリを立ち上げてQRコードを表示させる必要があります。手荷物検査で手放したスマホを再び手にもって、アプリを起動させてQRコードを表示させる形になりますが、その処理に手間取ってしまうこともあるようです。
さらに、私が入場待ちだった頃は、その付近でネットワークに繋がりにくいという状況が発生していました。ネットワークに繋がらなければアプリでQRコードを表示させることもできません。ゲート前では、動画視聴などネットワークに負荷がかかる操作をしないよう、繰り返し呼びかけが行われていました。
解決策として、QRコードの画面をあらかじめスクリーンショットしておくという方法があります。また、印刷したQRコードをネームカードに入れて、首から下げておくという方法にした人もいるようです。
でも、これはセキュリティを弱めるという意味もあって、本来あるべき解決策ではなく、本筋はアプリからのQRコード表示なのでしょう。セキュリティと利便性の相反する関係については、チケット購入や予約などで毎回2要素認証が求められることにも言えます。
万博協会側は、QRコード表示用にWi-Fiを設ける対策を示し、翌日から実施されました。また、東ゲート前広場に各社の移動基地局やコンテナが常設され、その後の通信状況は安定していました。

