君と、A列車で行こう。

鉄道とシミュレーションゲーム「A列車で行こう9」を中心に綴るブログ。当面、東北地方太平洋沿岸の訪問をメインにしています。

江の島ぶらぶら撮り歩き (3)江ノ島電鉄・湘南モノレール乗りつぶし

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湘南江の島駅を発車する湘南モノレールの列車

11月中旬の見事な快晴となった土曜日。なぜか行ったことがなかった江の島付近の鉄道の乗りつぶしも兼ねて、江の島界隈に出かけてきました。

前回は江ノ島電鉄鎌倉高校前駅で下車し、湘南の雰囲気に浸っていました。

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今回は、やはりこれまで通り、ちゃんとプランを決めないまま未乗区間を乗っていきます。

江ノ島電鉄 藤沢駅

鎌倉高校前から藤沢行きに乗車。現役でもっとも古い305編成がやってきて、木の板張りの床などレトロな雰囲気を味わえる車両だったのですが、車内は満員でそれどころではありません。

江ノ島などで入れ替わりはあるものの満員なのは変わらず、終点の藤沢駅に到着。

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左がだいたい現場そのままの雰囲気。ですが、レトロな車両に丸い屋根、丸窓……となると、なんとなく古い写真の雰囲気にもしてみたくなります。

精一杯バランスを崩したのが右の画像になるのですが、まだまだな感じ。こういうのは手作業でやるより、それらしい加工をしてくれるソフトに頼る方が早いかもしれません。

とはいえ、駅全体としては江ノ電らしくない近代的な装いなのです。

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上に江ノ島と富士山の夕景が飾られた花時計。この頭端部分のオシャレさはなんとなく阪急梅田駅を思い出すような感じです。

湘南モノレールに乗るにはまた江ノ島まで戻らないといけないし、もうこのまま小田急に乗って帰ってもいいかな……とふと思ったのですが、考えてみれば小田急江ノ島線は藤沢ではなく片瀬江ノ島が終点なので、どっちにしても江ノ島まで戻らないといけないのでした。

というわけで江ノ島まで逆戻り。上の写真で想像がつく通り、これもまた満員でした。

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江ノ島駅での2000形電車同士の並び。江ノ電の中では最新型というわけではないのですが、後に作られた車両がレトロ調なデザインになったことと、フルカラーLEDへの交換や外観のリニューアルがされていることもあり、一見最新型の電車のように見えます。

そして、歩いてすぐのところにある湘南モノレール湘南江の島駅へ向かいました。

湘南モノレール湘南江の島駅のルーフテラス

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湘南モノレール湘南江の島駅。撮影は正午前。

湘南モノレール湘南江の島駅は地上5階建てで、最上部の5階にホームがあります。

上の写真でいうと「SHONAN MONORAIL」のロゴの上側は「ルーフテラス」と名付けられたスペースで、外に出て景色を眺めることができます。

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付近の街並みの向こうに富士山の形がよく見えます。

ただ、この付近なら別に富士山が見えても不思議はなく、時間帯のせいもあって取り立てて素晴らしい情景というわけでもないので、そのままモノレールのホームに向かいます。

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ちょうど大船行きの列車が発車したところだったので後続の列車を待って乗車。7.5分間隔で運転しているので、待つのも苦になりません。

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湘南方面は起伏の大きい地形が特徴で、木々の間を抜けていったかと思うと急に街を眼下に見下ろす眺望が広がったりと、目まぐるしく景色が変わっていきます。

そしてよく揺れます。常時揺れてます。最初はびっくりしましたが、大船駅と往復乗っている間にだんだん慣れた感じで気にならなくなりました。

でも、次に乗る時にはまたびっくりしそうな気がします。

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こちらは大船駅のホーム。湘南江の島駅もそうですが、車両の両側にホームがあり、降車ホームと乗車ホームを使い分ける形になっています。

車種は5000系のみですが、カラーリングは編成によって違うので色とりどりの車両が楽しめます。

そうして湘南江の島駅に戻ってきたので、なんとなくもう一度ルーフテラスに出てみました。

そうすると、さっきとは違った景色が広がっていました。

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夕焼けに染まる富士山。山頂付近にかかる雲が光と影を印象的に映し出しています。

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最初は気づかなかった、江の島へ向かう洲鼻(すばな)通りを見下ろす風景。周囲の建物の南面に夕陽が当たって輝いてきています。

小田急片瀬江ノ島駅は、この洲鼻通りを抜けて海岸付近にあります。そちらに向かうことにしましたが、この後の展開はまた記事を改めたいと思います。

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