本記事では、前谷地・柳津~気仙沼間で運行されている、JR気仙沼線BRTの撮影に適していそうな場所の情報をまとめています。
今後、新しい場所を確認したり、状況が変わったりしたら随時更新していく予定です。
なお掲載している写真は、バスを入れた作例の他、構図イメージとして撮ったものや、うまく撮れなかったものも含みます。あくまで構図の参考としてご覧ください。
前谷地駅
- 撮影場所:前谷地駅前
- 撮影ポイント:駅前にある小さな広場の木々
柳津駅
- 撮影場所:柳津駅前
- 撮影ポイント:ログハウス風の駅舎、駅前の並木
志津川駅
南三陸さんさん商店街のモアイ像
- 撮影場所:南三陸さんさん商店街(志津川駅前すぐ)
- 撮影ポイント:チリ地震以来の縁があるというチリから復興を願って贈られた、イースター島で造られた貴重なモアイ像。目が入っているモアイ像は世界で2体しかないとか。
- 補足:顔が北東側を向いているため、顔にスッキリと太陽が当たることは期待できないと思われる。
震災復興祈念公園「祈りの丘」から
- 撮影場所:南三陸町震災復興祈念公園内「祈りの丘」
- 撮影ポイント:志津川湾を背景に撮影
- 補足1:2つ目の作例のように祈りの丘に置かれた「名簿安置の碑」を入れることも可能だが、その構図ではバスはとても小さくなり、あえて入れる意味は乏しいように思えた。
- 補足2:復興祈念公園は2019年12月に一部開園。まだ大半のエリアは工事中のため、入るには下図の通り南三陸さんさん商店街の北側から回り込む必要がある。
海の見える命の森
- 撮影場所:海の見える命の森(志津川駅から徒歩約30分。下図到着地点から数分ほど山を登る)
- 撮影ポイント:志津川湾や漁港を見渡す眺望
- 補足1:町の方々がボランティア主体で整備している場所であることに留意。設備はないので志津川駅付近で充分に準備していくこと。
- 補足2:徒歩ではしんどい場合、駅前すぐの南三陸さんさん商店街にある観光案内所でレンタサイクルを利用可能。電動アシスト付き自転車が700円/3時間、変速付き自転車が500円/3時間。
一般道から専用道へのアプローチ
歌津駅
鎮魂の森(歌津駅真上)
- 撮影場所:鎮魂の森慰霊碑付近(下の地図からさらに少し坂を登ると森への入口があり、そこから道なりに進む)
- 撮影ポイント:森の木々や植物、奥に見える伊里前湾
- 補足:町民有志で整備している場所で、植物を踏んだりしないよう注意。森に入ってしまえば歩きやすいが、入口付近に歩きにくい場所があるので要注意。
南三陸ハマーレ歌津から
- 撮影場所:南三陸ハマーレ歌津 西側の駐車場
- 撮影ポイント:前身となる復興商店街の設立後、商店街を彩るためにJリーグ各チームのサポーターから寄贈された旗が掲げられている
- 補足:作例は駐車場の水たまりを水鏡として撮影したもの。
三嶋神社入口から
専用道をまたぐ橋からの俯瞰
- 撮影場所:歌津駅北側、専用道をまたぐ橋の上
- 撮影ポイント:駅付近の撮影に最適。上り柳津方はゆるやなかカーブで、そこを進むBRTを撮影できる。上記の作例にはないが、下り気仙沼方はすぐにトンネルになるため、トンネルから出てくる瞬間の撮影も可能。
駅撮り
陸前小泉駅
小泉小学校付近から
- 撮影場所:小泉小学校付近
- 撮影ポイント:国道45号と三陸道の間を津谷川沿いに走るBRT。周囲に建物がないため広々とした空間になる。
- 補足1:周囲は国道45号の付け替え、津谷川の堤防工事などで道が変わり、Googleマップもあまりあてにならないので要注意。また、仮設道路の歩道が十分に確保されていない場所があり、通行には充分注意を払う必要がある。
- 補足2:下の地図のルート途中にショートカットできる階段がある。そこで高さを調節することも可能。
- 補足3:付近に駐車場があるが、一般用ではないので立ち入りは控えること。
駅の真下から
- 撮影場所:陸前小泉駅真下
- 撮影ポイント:背景は空と工事中の小泉大橋のみになるので、空をバックにしたシンプルな構図で撮影可能。
駅撮り
本吉駅
トンネル手前からの俯瞰
- 撮影場所:本吉駅東側、津谷幼稚園付近
- 撮影ポイント:のどかな風景を俯瞰し、遠くの山並みも含めて撮影できる。
- 補足1:午前中が順光になる。ただし年末の撮影時は、太陽の角度が低いためか、専用道には日が当たりづらい状態だった。
- 補足2:目の前が幼稚園なので、開園日に長時間たむろするのは避ける方がよさそう。
東側専用道沿いから
- 撮影場所:本吉駅東側の専用道沿い(津谷幼稚園のすぐ西側)
- 撮影ポイント:津谷幼稚園からは北側の風景が臨めるのに対し、南側の風景を臨める。手前の木立と奥の山並み。季節によってどのような表情になるかがポイントになりそう。
- 補足:専用道が見えるスペースはかなり狭いので、1両まるまる入れるのは難しそう。また、手前の畑の状況にも影響されそう。
駅西側の歩道橋上
- 撮影場所:本吉駅西側の歩道橋上
- 撮影ポイント:東側(気仙沼側)は本吉町内を広く見渡す風景。西側は木立の間をまっすぐ進んで来る専用道。
- 補足1:東側上空には電線があるので要注意。相対的に目立たないように広角にするか、構図に入れないよう下向きに撮影するなどの工夫が必要。
- 補足2:下のルート図では専用道の東南側を通っているが、本吉駅の駅舎を出て西側の専用道沿いを歩く方がシンプルでわかりやすい。
本吉バイパス上から
- 撮影場所:本吉駅南側、国道346号線の本吉バイパス上
- 撮影ポイント:専用道が本吉バイパスをオーバークロスする地点を撮影。
- 補足1:撮影地点は生活道路のため交通量は少ないが、歩車分離されていない1車線のみ。すぐそばの空き地から撮影する方がよさそうだが、バイパスに向かって崖になるので、転落しないよう要注意。
- 補足2:本吉駅からは起伏の大きい道のりになる。
陸前階上駅
駅撮り
松岩駅
古谷館八幡神社から
南気仙沼駅(一般道)
県道26号の歩道橋から
- 撮影場所:南気仙沼駅南側、県道26号上の歩道橋(気仙沼市中谷地交差点)
- 撮影ポイント:南気仙沼駅に停車するバスを撮影可能。市街地のため交通量が比較的多め
- 補足:南気仙沼駅は2020年春に東側専用道に移転予定。この歩道橋付近は、気仙沼市立病院を経由する便が東西方向に通ることになると想定される。
不動の沢駅
国道45号線沿い
- 撮影場所:国道45号線沿いの側道的な場所から
- 撮影ポイント:国道と並行するBRT専用道
気仙沼駅(気仙沼線側)
駅から気仙沼線方向
- 撮影場所:気仙沼駅3番のりば(切り欠きホーム)
- 撮影ポイント:大船渡線の線路と並行。運が良ければ列車との並走もあり得る。
- 補足:気仙沼線BRTだけではなく、大船渡線BRTの回送バスも走行するため本数はかなり多めになる。
西側跨線橋から
- 撮影場所:気仙沼駅西側の跨線橋(国道284号の終点)
- 撮影ポイント:大船渡線の線路と並行し、気仙沼駅が背景となる。
- 補足1:橋は歩車分離されており、気仙沼駅側に広めの歩道があるので安全に撮影可能。逆に反対側には歩道がない。
- 補足2:気仙沼線BRTの便だけではなく、大船渡線BRTの回送も通るため本数は多い。
- 補足3:快速「ポケモントレイン気仙沼号」は駅の一番手前に見えるホーム(3番線)から発車するので、構図に入れることが可能。2019年11月時点のダイヤでは14:20発本吉行きがベスト。
- 補足4:大船渡線の線路と並行しており、かつて気仙沼線の鉄道があったところが道路になったことが一目瞭然なため、気仙沼線BRT・大船渡線BRTを象徴するカットとして多用される構図。