上記記事で、定期運行を今月末で終了する快速「きらきらうえつ」の乗車記を書きましたが、そのために山形県の余目駅まで行ったわけでして、その記録も紹介していきたいと思います。
そもそもの始まりは、どうせ乗れないならせめて笹川流れとかの絶景を絡めて撮りに行こうと、朝6:08東京発の「とき301号」に乗るつもりだったのが、不用意に寝てしまって起きたらなんと7:30! だったことでした。
もう酒田行きの「きらきらうえつ」には間に合わないし、かといって新潟行きのためだけに行くのも虚しい。でも、乗車券や、往路の指定席特急券などは買ってしまっていて払い戻しもできないから、何か理由をつけて行くしかない。
そうやって旅行の目的を探していたら、新潟行きの「きらきらうえつ」の指定席が取れてしまい、いくらか元気を取り戻したのでした。
乗れたのは東京駅9:28発のとき313号でした。
指定席を取った列車に乗り遅れた場合は、後続の列車の自由席に乗ることができるので、それを利用していきます。
上野駅を出てすぐ、尾久の車庫には、踊り子用の塗装になったE257系が留置されていました。
この直前にカシオペアの客車も見えたのですが、そちらはカメラが間に合わず。
珍しい列車がいることもあるので、撮りたいならカメラを予め構えておかないといけないかもですね。
越後湯沢駅。「あなたは今標高365m」。少し前にもこの駅には来たばかりでしたが、こんな表示があったのは気づきませんでした。
越後湯沢から先は、2年半前に乗って以来2回目。秋の実りを迎えようとしている、越後平野の広々とした穀倉地帯を進んでいきます。
途中、トンネルも多いのですが、越後湯沢から北はまだ電波が入らないのですね。東北地方の新幹線はもうすぐ全区間電波が入るようになるそうで、やっぱり上越新幹線は取り残されがちなのかな……と感じます。
ビッグスワンスタジアムが遠くに見えてきたら、もうすぐ新潟です。
到着したのは、高架化した在来線と直接乗り換えられる11番線ではなく、その対面の12番線。
その時、隣の13番線にいたのは上越新幹線のニューフェイスでした。
北陸新幹線のE7系は、銅色と青の帯ですが、こちらはその下にピンクのラインがあるのが特徴的。
他には目立った差異はないように見えました。
このぐらいの差異なら、何かの時に北陸新幹線と共通で運用しても、そこまで違和感はないかもしれませんね。