男性的な顔・女性的な顔 先頭部の複雑な形状が生み出すもの
新大阪駅で、九州新幹線直通用の編成が停車していたのを見つけて、記録用に撮影したもの。
最初は遠くから倍率を上げて撮影。ホームを出るために階段に近づいたところで、倍率を下げてもう1枚。
どちらもほとんど同じ構図なのですが、この2枚を見比べてみると、見た目の印象にかなりの違いがあることに気づきました。
最初に撮った方は、肩がいかつく、先端への絞りも直線的になって、なんとなく男性的な見た目。「行くぜ!九州!」という感じです。
それに比べて、後で近くで撮った方は、肩の部分が小さくなり、先端への絞りもゆるやかな曲線が目立つようになって、比較的女性的な感じ。「九州行きません?」みたいな。
普通の鉄道車両ではここまでの違いは出ないと思います。複雑さを極めた新幹線の先頭部だからこそ、大きな印象の違いが出るんでしょう。
ただの記録写真ですが、なんとなく面白かったので取り上げてみました。