本記事は、下記記事からの続きになります。
米原駅から普通列車で野洲駅へ。駅手前の車庫に留置されていた編成の中に、Aシート車もちらっと見えていました。
10:59に発車するAシート連結の新快速まで、25分待ちになります。
やはり、線路側を向かないように変更されたベンチ。
ホーム幅が狭い相対式ホームでは裏側に向ける荒業も。
意地でも線路側には向けない、という執念を感じます。
島式ホームの場合は、横に並べる数を調整しているようです。おおさか東線の高井田中央駅では、1席分をこのような形で縦に並べていました。
野洲駅は東側に車庫があり、大阪方面からの列車のおよそ半数が折り返す駅。それなりに列車本数があることからベッドタウンとしての開発が進んでいるようで、このように高層マンションが立ち並んできています。
野洲駅付近(というか野洲市)を境に、琵琶湖を中心とした地域分類も湖東と湖南で分かれます。気候も変わり、以前湖南に住んでいた時には、湖南では晴れているのに湖東では雪が降っていると聞いてびっくりしたこともあります。
Aシートの乗車位置目標。通常の乗車位置目標の隣に小さく表示しています。
Aシート車の乗車口は前後のみで中央の扉がないため、中央にはこのような表示があります。
10時41分、223系4連+221系6連の普通米原行きが到着。
223系のうち、前面中央下部や乗務員室の扉の下にオレンジのラインがあるのは6000番台の車両で、新快速に使われる2000番台と似通った外見ながら、130km/h非対応であることを識別できるようになっています。
10時43分、当駅止まりの新快速が到着。同一ホームで乗り継ぎができます。
この1分後に普通列車は発車していきました。
青春18きっぷを利用するなど、東海道線を大阪方面→東京方面へ普通列車で移動する時、米原を通る新快速を利用する方は多いと思います。
ただ、それだと米原での乗り換え時間が少なく、大垣までの短編成の普通列車で席を確保できないおそれがあります。
そこで、15分前の野洲行きの新快速に乗り、ここでこうして米原行きに乗り換えると、後続の新快速の4分前に米原に到着します。これによって、乗り継ぎに余裕ができ、席を確保できる確率が高まります。
ただ、これは上り列車限定で、下り列車は米原発の普通と野洲発の新快速は接続していません。もっとも、下りの場合は新快速が12連あるので、まったく座れないというケースはそうそうないとは思いますが。
10時45分、長浜発の姫路行き新快速が到着。これは見送りです。
10時49分発の普通網干行きとなる回送列車がゆっくりと入線してきました。
さっきの野洲止まりの新快速が回送となって引き上げていきます。
野洲止まりの列車も単純にホームで折り返すのではなく、このようにいったん引き上げて入線してくるので、けっこう頻繁に列車の往来があります。
そうして眺めていると貨物列車が急襲。どうにか機関車ぐらいは撮れました、という感じ。
10時56分、当駅止まりの普通列車が到着。8連でしょうか、停車位置は手前側のようです。
そして10時57分、待ちに待ったAシート連結の新快速がゆっくりと入線してきました。
Aシート車についてはまた記事を改めることにします。