君と、A列車で行こう。

鉄道とシミュレーションゲーム「A列車で行こう9」を中心に綴るブログ。当面、東北地方太平洋沿岸の訪問をメインにしています。

特急動画2作 作り込むほどツッコミどころが増えてしまう件

タイトルは、最近リアル環境でそう感じることが多くてですね……。

こちらの工数を減らすためにももっとシンプルに書いてください……なんて。

 

ニコニコ動画で名前を見ないシリーズだと思ったら、メインはYoutubeなのですね。

両方とも特急列車の走行シーン動画ですが、映像作品として創り上げる熱量とセンスが凄いと思うのです。
ゲーム内のマップ制作もそうですが、カメラ設定もBGMとの相乗効果でとても迫力があって見入ってしまいます。

でも、これだけ作り込まれた動画だと、逆にツッコミどころも満載というのがあって。それが没入感の妨げになっている面もあるんですよね。

  • 冒頭の発車案内等、ところどころ見られるフォントの甘さ
  • 車内アナウンスの言い回しに感じる違和感
  • 車内アナウンス前のジングルがけたたましい感じで(音色、アレンジともに)、列車内で使うには不適当と思われること
  • 左上モニターや右側スクリーンの表示の出来が非常にいい割に、なぜか「運行する全区間の路線図」に相当する情報が一切存在しないこと

で、加点法で見れる動画ならスルーしてもいいんですが、これぐらいのレベルの動画になると見逃すのも何か違うと思うので、どうしても書かざるを得ないというところがあります。

最初に「中野高速鉄道 #06」の方を見た時、上記の諸々がまず気になってしまい、5分ぐらいでギブアップしたのです。
が、「Sperare is a waking dream.」が出てきて、やっぱり腰を据えて見た方がいいな、と思い直して両方とも最後まで見てみました。

やっぱり、映像はいいんですよね。いつもこういう記事を書くときに「見習いたい」って書くことが多いのですが、もはや凄すぎて感嘆するばかりで、見習う気にもなりません。どこが凄いと挙げる気にもならないぐらいです。

 

「Sperare is a waking dream.」の方は、他にもいろいろと気になったんですよね。

  • 14:55~17:53あたりの連続する橋梁は、全体的にどうなのかと……。このサイズで水上にレンガ造りのアーチ橋なんか作ったら一瞬で崩壊しそう。吊り橋(板神海峡大橋とか)にしても、大型船の通行を考慮してもっと高くするものだと思います。吊り橋は直通先の話かもしれませんが。
  • 「直通運転」する特急にありがちな話なんですが、列車の目的や実際の利用シーンがいまいち想像しにくい、という。一貫して作られているわけではない複数のマップを強引につなぐから、よっぽど設定を相手側と共有しないと避けにくい話ではあります。今回の動画では区間ごとに時間を切り替える手法を使っているので、余計に一本の列車としてつなぐ意味が見えづらくなっている、という面もあります。方向転換を行い、連絡線を通り、貨物線や貨物駅構内を通り、そこまでしてこの2点をつなぎたかった理由は何なのだろう。

「Sperare is a waking dream.」の方は、こちらの動画を見ると、情報を補足できたりしていいかもしれません。

画面に出す情報量としては、自分はこのぐらいの方が好みかなあ。ミステリー列車という設定はちょっとよくわかりませんが(普通に最初から直通特急として出す、ではダメだったのかな?)。

 

全然関係ないですが、「Nパスチケット」のイントネーションが大阪弁で可愛らしいですよね。なんかほっこりします。

 

(こういう記事って、YoutubeのコメントにURL貼るとかする方がいいんでしょうか? ニコ動のコメントだとやる気しないですが)