君と、A列車で行こう。

鉄道とシミュレーションゲーム「A列車で行こう9」を中心に綴るブログ。当面、東北地方太平洋沿岸の訪問をメインにしています。

JR八戸線 「リゾートうみねこ」で堪能する海の絶景

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JR久慈駅。格子を取り入れた趣あるデザインが特徴的

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JR八戸線のE130系車両。うみねこをあしらったデザインが特徴的

久慈駅から八戸駅まで、JR八戸線で「リゾートうみねこ」に乗車したのでその記録になります。

JR八戸線では、土曜・休日等普通列車の1往復を「リゾートうみねこ」で運転する日があります。

2019年3月16日改正のダイヤでは下記の通りです。

  • 八戸発 12:22 → 久慈着 14:07
  • 久慈発 15:00 → 八戸着 16:52

快速ではなく、あくまで各駅停車での運転です。

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この車両の特徴は、なんといっても1・3号車の海側座席が窓向きに固定できること。

また、1・3号車の山側座席は一段高くなっており、海側の車窓を眺めやすくなっています。

www.jr-morioka.com

1号車・3号車のうち、先頭車になる方が指定席になるので、事前に指定席を確保し、失敗すれば自由席を狙う、という二段構えの作戦も可能です。

海向きの座席を確保できたので、以下は陸中・陸奥の海の絶景をお楽しみください。

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久慈の隣の陸中夏井駅。見るからに貨車を利用したと思われる駅舎。

しばらくは内陸部を進みますが、3駅目の陸中中野駅が近づいてくると海岸沿いを走るようになります。

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陸中中野~有家間。見えている施設が何なのかその時は想像つきませんでしたが、調べてみると孵化場のようです。

以下は有家駅までの写真になります。

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有家駅を過ぎるとさらに海岸近くを走ります。

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変化に富んだ海岸風景を堪能しつつ陸中八木駅へ。

この駅も海のそばで素晴らしい眺めです。こうなると、各駅停車で運転しているのも眺望タイムを提供してくれているように思えてきます。

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この海岸線のあたりでいったん海岸を離れ、内陸側へ移ります。

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25分ほど進んで階上駅。気仙沼線BRTにも「陸前階上」という駅がありますが、東北地方に多い地名なのでしょうか。手入れされた植栽が印象的。

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大蛇駅南側の踏切付近。海までまっすぐ延びる道路というのも好物な風景です。

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上の写真から少し進んだ大蛇駅付近。

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大蛇駅から金浜駅大久喜駅と進んで、大久喜~種差海岸間。

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種差海岸駅景勝地としてキャンプ場や民宿などもあるためか、駅前は車でいっぱいでした。

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陸奥白浜駅付近にあったこの美しい庭園は何なのか……。Googleマップを見ても載っておらず、付近の白浜海岸の観光情報を見てもわからず、結局謎のままです。

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八戸市郊外の景勝地となる葦毛崎付近。この辺は海岸にゴツゴツした岩が多くみられるのが特徴的。

だんだん夕暮れが近づいてきています。

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太陽の姿が見えるようになってきたということは、車窓が西向きになってきたということです。

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八戸市街地が近くなってきました。

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うみねこの繁殖地として知られる蕪嶋神社

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鮫駅付近。

この駅から西側が八戸市街地になります。ダイヤ上も八戸~鮫間の区間運転が多数設定されている他、この区間だけ「うみねこレール八戸市内線」という愛称があります。

さて、ここから乗客が増えだします。乗っていたのは自由席車両で、通路にも立ち客が出てきました。

そうなると、斜めに向けた座席はスペースを余分に取って邪魔なだけなのでまっすぐに戻しました。どのみち、もう絶景を楽しむような場所でもないですし。

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八戸市の中心地である本八戸駅を過ぎ、馬淵川を渡るとまた郊外へ抜け、いよいよ八戸駅へのゴールウェイとなります。

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東北新幹線の駅舎が見えてくるといよいよ八戸駅に到着です。

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海岸の眺望を楽しめる路線は数々ありますが、八戸線は沿線の地形が比較的穏やかで、リアス式海岸のように海が見えたり山に入ったりを頻繁に繰り返すわけでもなく、長い時間、ゆったりと眺望を楽しめるのでかなり見ごたえがある方だと感じました。

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八戸駅の駅前。上にも書きましたがここは八戸市の郊外になります。

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八戸駅隣接のホテルメッツ八戸内にあるレストランで夕食。五色丼(まぐろ・イカ・ホタテ・ウニ・いくら)で、みそ汁をせんべい汁に変更したもの。

www.banrin.co.jp

この時はこのまま新幹線で東京へ戻りましたが、いつかは八戸市街や八戸線の沿線の名所も巡ってみたいと思っています。