君と、A列車で行こう。

鉄道とシミュレーションゲーム「A列車で行こう9」を中心に綴るブログ。当面、東北地方太平洋沿岸の訪問をメインにしています。

いすみ鉄道・小湊鐡道で房総半島横断

※本記事は2017年2月の乗車記録になります。

いすみ鉄道の急行に乗る

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「そと房」のヘッドマークを付けたいすみ鉄道の急行列車

だいぶ以前になりますが、2017年2月に房総半島のいすみ鉄道小湊鉄道を通して乗車した際の記録になります。

今ではダイヤがだいぶ変わっていますが、当時はJRの特急「新宿わかしお号」で大原で下車すると、ちょうどいい感じでいすみ鉄道の急行列車に乗り継ぐことができました。

撮っててよかった当時のきっぷ。9時18分発車、と書いてあります。

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車内のボックスシート。この列車は大原→上総中野で運転した後、上総中野→大多喜と戻った後にレストラン列車として運行されるダイヤで、このようにテーブルが置かれていました。

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車内の中吊り。いつの頃かと思うような広告がズラリと。

この列車に使用されるキハ28形・キハ58形はいずれもJR西日本で引退したのを導入したもので、車内の路線図は大糸線糸魚川南小谷)などのものになっていました。

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発車すると、カードとともに小さな袋と箱が配られました。

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中身はパンやゼリー、ジュース、お菓子がズラリ。「朝早くお越しいただいたお客様へ」というカードが添えられています。

他の列車でやっていたのか、今でもやっているのかわかりませんが、かなりびっくりしたのを憶えています。

ありがたくいただきながら、列車は進んでいきます。

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国吉駅で列車交換。大原駅では、乗車券を買うのに列ができていてあまり余裕がなかったので、この機会に車両を色々撮りました。

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サボと車番表示。

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乗車記念カードに書いてあった「ここには、何もないがあります。」といった感じの車窓。

この時は、車窓にところどころムーミンのキャラクター像が置いてあったのですが、今はもうなくなっているのではないかと思います。

大多喜駅では少し長い停車時間があったので、駅を出て少し見て回りました。

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いすみ鉄道の拠点となる大多喜駅。「デンタルサポート」という副駅名があります。大多喜城にちなんだと思われる時計台が印象的。

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大多喜城を築城したといわれる本多忠勝の像。

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駅前の風景。

いすみ鉄道はこの後、房総半島の山中を分け入るように進んでいきます。

そして終点の上総中野へ。

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竹のような建物はトイレだそうです。なんで竹なんでしょうね?

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先の方に見える分岐器で、いすみ鉄道と小湊鐡道のレールはつながってはいるようです。

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上総中野駅でのキハ58+キハ28の全景。

確か40分程度の待ち時間で、小湊鐡道の列車がやってきました。両方とも末端にあたるためか、接続はそこまでよくはありません。

小湊鐡道で内房

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小湊鐡道の列車は、1両編成のロングシート車。トロッコ列車もありますが、この駅までは来ません。

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列車は上総中野を出ると、養老渓谷の中を進んでいきます。

この時はあまり話題になっていませんでしたが、途中の月崎駅は、「チバニアン」と名付けられると思われる地球磁場逆転地層の最寄り駅として知られるようになりました。

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里見駅でのタブレット交換。駅員が、通行を許可するための操作を行っているようです。

やがて列車は五井市街へ入っていき、終点の五井駅に到着。

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この後、木更津から久留里線にも乗ったのですが、それはまた改めてにしたいと思います。