君と、A列車で行こう。

鉄道とシミュレーションゲーム「A列車で行こう9」を中心に綴るブログ。当面、東北地方太平洋沿岸の訪問をメインにしています。

2019年度注目のシリーズ。たぶん

公開された時から「いつかちゃんと見なきゃ」と思っていた動画でした。もう2か月近く前になってしまうのですね。

最初に春夏秋冬と提示されていて、この動画が「春風吹」。そして、「◇Next→梅雨が過ぎた頃に、また。」ということなので、きっと季節ごとに1作ずつということなのでしょう。

この動画のマップを制作している生放送のKANYO LIVEは以前、たまに見ていました。

別につまらなくなったから見なくなったとかではなく、私自身の興味が他に移ってしまったから、という感じなのですが。

今、こうしてA列車の動画を見て、感想を書いたりしているということは、別の趣味がおろそかになっている、ということでもあります。

さて動画の方ですが、全編通してマップが美しく表現されていて見ごたえがあります。その理由として、「カットごとに美しく見えるアングルを的確に選べている」というのをまず大きな要素として感じます。

街並みも、適度に空間に余裕をもたせつつ、場所ごとにテーマを持たせて作成しているようで、それぞれの場所の活気が伝わってきます。昨日、とある駅前開発におけるデザインコンペの資料を見たりしていたのですが、そこで見た美しい駅空間の資料を思い出したりして、「理想の都市開発ってこんなんだよなあ」ということを感じさせられたりしました。

あとは、途中の「神海駅」付近でハッとさせられたのですが、光と影のコントラストが美しく表現されていたのが印象的。A9ってこんなに美しい表現できましたっけ? と思ってしまうぐらいでした。

素の映像だとしたら見逃してしまっているか、もしかしたら何かしら加工してあるのかもしれないですが。

特定の列車の走行にフォーカスした動画で、カットを変える時に少し時間を巻き戻す手法(別の特急列車に追い抜かれる3:19~3:33あたりとか)は、いまだに違和感があるのです。この動画に限ったことではないですが。列車の走行において、「特定の瞬間を繰り返して強調する演出」が必要な場面というのがあまり思い浮かばず。いつも「それは二回言うほど大事なことなのかな?」という疑問が出てくるばかりなのです。

まあ、そんな誰にも共有できないような違和感はどうでもいいとして、おそらく季節ごとに1作出てきて1年で完結する、ということだと思いますので、今年度は楽しみにしていいんじゃないかなと思っています。

南雲大橋~瑞浪間でちらっと見えた(2:37~38あたり)上空にまっすぐ伸びていく勾配線路の謎も、そのうち明かされると期待しています。