上記の記事の続きになります。
到着した室蘭駅では、もうすっかり雨でした。
そして、改札を出て折りたたみ傘を取り出そうとして、どこにもないことに気づく、という。
そういえば、初日に家を出る時に雨が降っていて、その後、乾くまで待とうと旅行カバンの外ポケットに挿しておいたのですが、それがそのままになっていて、何かの時にこぼれ落ちてしまったのでしょう。
じゃあ、ここで傘を買うか? というと、もうここを出たら傘を使うところがないはずなので、それも気が進まないわけです。
1時間ちょっとではそんなにたいしたこともできないし、そういえば子バラモス居てきたし……じゃなくて小腹も空いてきたし、ということで、駅前にあった回転寿司で時間を潰すことにしました。
この店が、個人的には結構当たりでした。
どこまで信用するかという話でもあるんですが、ネタによっては水揚げ地を明示していて、しかも北海道産アピールだけではなく、九州や北陸、静岡というのもちゃんと表示しているので、その表示は信用できる気がしました。つまり、私のように北海道産を選んで食べたい人にとっても安心して選べるという感じがあります。
また、一部のネタは「今日は入荷がありません」となっていたのも好感度高めです。
そんなわけで、いくつか「北海道産」のネタをいただきつつ、目の前にディスプレイされていた生ホタテをかち割ってもらって、トロン、ツルン、と味わって来ました。
店の前あたりから室蘭駅。円筒形の駅舎が印象的。
室蘭 15:47→16:00 東室蘭
室蘭から東室蘭へ戻って、乗り継ぎの特急を待っていると、キハ40形の2両編成がやってきました。
この2両、よく見るとサボの表示が違います。
片方は「室蘭-豊浦」、もう片方は「長万部」。
なぜ? と思って時刻表を見てみると、豊浦の停車時間が長く、どうやらここで切り離す感じのようですね。短編成の気動車独特の運用。
ただ、JR北海道は、3両×2の6両の電車を、札幌駅で分割してそれぞれ違う方向に運行したり、ということを結構やっているようなので、都市部であっても運用の考え方はあまり変わらないのかもしれません。
スーパー北斗16号 東室蘭 16:10 → 新函館北斗 18:09
やはり徐行運転の影響で、20分近く遅れて到着。
新函館北斗には12分遅れで着いたので、新幹線への乗り継ぎへの影響はありませんでした。
もう雨が降りしきり、だいぶ暗くもなってきたので、せっかくの噴火湾の眺望もあまり楽しめる状態ではありません。
写真を撮ろうにも、窓の雨粒にピントが合ってしまうし、車内の光も映り込むしで、もうどうにもなりません。
まあ、また眺望を楽しめる時に来たいな、と思いました。
そんなこんなで、新幹線に乗り換えて北海道とはおさらば。
〇年ぶりの北海道は、新しい発見あり、以前との比較による発見もあり、絶景あり、グルメありでとても楽しむことができ、スケジュールを組み替えて強行してよかったと思いました。
この後は宇都宮で降りて、翌日は烏山線、そして日光線と乗ってきたのですが、秋の3連休の快晴の日に、日本有数の世界遺産エリアに乗り込んでしまった悲惨な話は、また改めてどこかで書きたいと思います。