二次創作や特急や快速のスピーディな車窓、とこってりした動画が多い中で、箸休めの漬物のような動画になりました。
720pで撮れない
今回、いきなりぶちあたった壁がこれ。
せっかくなので1280×720で撮りたいのですが、どうやってもカクカクが酷く、如何ともしがたい感じ。
せめて横幅を少しでも広げたいといろいろ試してみたのですが、結局、4:3で撮って、横を1280になるよう拡大するということになってしまいました。
ちなみに、車窓が斜め向きになっているのは、前への連結、そしてスイッチバックと、先頭が2回変わるため、その都度設定を変えるのがめんどくさかったからです。
もちろん、座席から車窓を見ている風にしたかった、というのもあるのですが。
3倍速は停車時間が長い
これが3倍速ダイヤの欠点といえば欠点ですね。30秒単位でダイヤが組めればもっと捗るのですが……。
1分停車だと実時間で20秒。リアルな鉄道なら普通ですが、A列車の感覚で言うととても長い。これをきちんと埋めようと思ったら、ドアの開け閉めの音や駅のアナウンス・発車メロディとか、そういうもので埋めていかないと間が持たない感じがします。
今回、停車時間をカットせずに流したのは、沖境(おきさかい)駅から別の路線と合流する場面だけです。沖境駅については「他の列車の隙間を縫って合流する」というのが特徴なので、あえてカットせずに流していました。
各駅で都度時刻を表示していたのは、停車時間をカットした代わりに、時間の経過をきちんと提示する意味があります。
バックグラウンドについて
各駅にちゃんとコンセプトがあるのが良いですね
というコメントをいただいたのですが、駅ごとのコンセプトというよりは、路線の設定に説得力を持たせられるよう、いろいろと考えながらマップを作っています。
この路線では、高速化から取り残された理由として、地形が険しく線形が悪いためということにして、その象徴としてループ線もしくはスイッチバックを取り入れたかったのです。
しかし、海岸を走る路線は一般的に海岸沿いの低いところを走ればいいわけで、ループ線やスイッチバックにする動機が見当たらない。
そうして悩んでいた時に思いついたのが、屏風海岸の発想。これによって高いところを走る(といってもまあ40mなんですが)設定ができ、スイッチバックの設定もたぶんそれなりに成り立つようになりました。
……成り立ってるといいな。と思ってます。
駅名の由来とか
- 手羽崎(てばさき)
HRプロジェクトの時に名前だけ出てきたことには触れましたが、もともとの由来は鳥羽駅。鳥つながりですし。 - 稲張(いなはり)、舟津(ふなつ)、市浦(いちうら)
この辺は動画を作る時に、駅名を出さないわけにはいかないっていうことで付けたもの。なので特に思い入れはないのです。
「稲張舟津市浦」と6文字並べてみると、某路線やその近辺の駅名が見えてくるかも…… - 小琴(こごと)
隣の行雲岬から始まるモンハンの村シリーズ。ココット村ですね。ちなみに私はユクモ村が出てくる3rdしかやったことないです。 - 行雲岬(ゆくもみさき)
上に書いた通り、モンハン3rdの「ユクモ村」が由来ですが、漢字を当ててみると「雲が流れ行く岬」…ピッタリじゃないか、ということで即決。 - 屏風海岸(びょうぶかいがん)
千葉県の銚子市から旭市にかけて、「屛風ヶ浦」という断崖絶壁の海岸があり、その由来をそのまま使わせていただきました。
銚子の「地球の丸く見える丘展望館」の展望台からとてもよく見えます。
「東洋のドーバ―」と呼ばれていて、この崖の上には「銚子ドーバーライン」という愛称の道路が通っています。それがこの路線の設定のヒントでした。 - 茂賀(もが)
モンハンシリーズ。「モガの村」ですね。プレーしてないですが。 - 戸次(べつき)
これは何かに由来したわけではなく、ある時、「別記事」と書こうとしたら、「べつき」で文節が切られて「戸次」と変換され、これを気に入って採用しました。 - 沖境(おきさかい)
説明するのはとても難しいのですが、由来は予讃線と瀬戸大橋線が接続する坂出駅です。
「坂出」→「さかいで」→「境で」→「境に於いて」→「於境」→「沖境」
これを理解できる人はたぶんいないと思います。 - 姫有(ひめあり)
予讃線の高松~坂出間に「鬼無」という駅があり、じゃあその逆は…と考えたらこうなりました。 - 松高(まつたか)
これは単純に高松をひっくり返しただけですね。