そもそも、前シリーズ(HRプロジェクト)が終わって5年もたち、なぜ新シリーズを始めようと思ったのか。そのことを書きたいと思います。
あれから鉄道趣味そのものから離れたわけではなく、機会を見つけてはいろんな路線を利用して、いろんなところに行きました。
以前、関西某所に住んでいたことをご存知の方もいるかと思いますが、特に首都圏某所に移り住むことになってからは、以前は足を延ばしにくかったところへ、ここぞとばかりに出かけたりしていました。
海に関連する写真だけピックアップして並べてみましたが、こうした風景を見ているうちに、またA列車で表現してみたい、という感じになってきたのです。
特に、乗っている列車の中からちらっと見えたりする海岸風景が好きで、それだけになかなか写真には撮れないのですが、このチラリズム感を表現してみたいなと、そんな風に思うのです。
もう1つの動機として、このシリーズがありました。
といっても、「ジオフロント」自体に興味があったわけではなく。
私がプレーしていたのはPS版のA.IV Evolution Global でしたが、このゲームには、資金1兆円を達成したら出現する隠しマップに、「無人島」がありました。
外界から隔絶されている上、平地が極端に少なく、外周の狭い平地を複線の環状線でつなぐのがやっと、というようなマップで、これをA9で再現プレーしてみたいなと思ったのです。
とはいえ、マップをそのまま再現する労力はないし、また、変化をつけることを考えると、「外界から橋が建設されて列車が直通してくる」というのも付け加えたいと思いました。これが、Island Railroadのマップイメージの原型になります。
こういったバックグランドがあって(他にもいろいろあるのですがそれはおいおい)、さらにA9最新バージョンで、1:1モードや時間速度3倍のモードでプレーしてみたいということもあって、改めてプレーを始めることにしたのです。
A9のFINAL EDITIONのことを知ったのはその後だったので、新バージョンをきっかけに再開した、というわけではないです。