君と、A列車で行こう。

鉄道とシミュレーションゲーム「A列車で行こう9」を中心に綴るブログ。当面、東北地方太平洋沿岸の訪問をメインにしています。

リメイク動画公開しました

そんなわけで触発されまして、金曜の夜から日曜の昼まで、突貫作業で動画仕上げました。
「はるラピ」以前に動画を作った2つのマップを、今の作り方で動画にしたらどうなるか、というリメイクになります。

  • 山と海のある街……2008年、「旅立ちの日」「街角の女」「Red Nose Reindeer」等の物語風を中心にした、当時としては割と尖った動画をあげていたシリーズ。それはそれで頑張っていたのですが、なにせ画質が酷いのです。もともとがハーフサイズ(320×240)で撮ってる上に、WMMでWMV出力してそれをMP4に変換して…とやっているので、劣化具合が半端ない。なので、一度ちゃんとした画質で作り直したかったマップでした。
  • ダイヤコンテストに便乗してみた……2009年前半。ニコニコ鉄道で「ダイヤコンテスト」があったのですが、対象はA7・A8でした。A21Cはゲームの仕様が違いすぎて条件を同じにできなかったのでしょう。そこで勝手に便乗してそれらしいマップで動画作ったのですが、毎回ダイヤ設定の解説ばかりで、風景を見渡す余裕というのはなかったのですね。当時の動画の目的としては正しいのですが、せっかくだから風景重視の動画も作りたいよなあ、とずっと思っていました。

というわけでこの2つのマップで、それぞれ最速達となる列車の走行シーン動画を作ってみました。

作っていて考えさせられたのが下記の3つの点でした。

横長画面の使い方

ニコ動のプレーヤーサイズは現在のところ856×480となっています。
一方でA21Cの画面サイズは最大で640×480ですので、フルサイズで作る場合、どう頑張っても216×480が余る計算になります。このスペースをどう使うか。
今回は、マップ画像や列車・駅の情報を置く、路線図を置くなどサブスペースとして使いましたが、それらを参照する時にメイン画面から視線を外さないといけないというのもどうなのかな? とも思っています。

いっそ横長は諦めて640×480で作ってしまうのが一番スマートかもしれませんね。

カットの入れ方

A21Cには、A9のプレビューモードやビューポイントのような機能はないので、車窓モードや車両ロックで自動的に動く以外、カメラ動かすのはすべて手動になります。A9でいえば、フライトモードでカメラ動かすのに近い感覚でしょうか。

なので失敗したらやり直し。これが結構、A9に慣れた身にはしんどいのです。
キーボード・マウスのショートカットや、マウスの微妙な操作を活用してそれらしく撮ってみましたが、少しイマイチだと思っても、やり直してうまくいく保証がないので妥協してしまうという。
例えば、キハ283の周囲をぐるぐる周りながら追いかけるカット、カメラをもう少し高い位置にすればよかったなあとは思ったのですが、結局そのままになってしまっています。
eXpresserさんは撮影用に微妙にカーソルを動かすツールなんかも自作して使っておられるようで、その情熱には頭が下がります。

動画の速さ

A21Cのゲームスピードは、A9と比べるとかなり速いです。そのままだとビュンビュンビュンと景色が通り過ぎていってゆったり楽しむ余裕もなかなかありません。
そこで、HRプロジェクトと同様に再生速度を下げてみることにしました。最初の「山と海のある街」では75%、「ダイヤコンテストに便乗してみた」マップの方は66.7%の設定としています。
カクカクするんじゃないかと心配でしたが、案外そんなこともなく、これはいい感じになったのではないかと思います。