君と、A列車で行こう。

鉄道とシミュレーションゲーム「A列車で行こう9」を中心に綴るブログ。当面、東北地方太平洋沿岸の訪問をメインにしています。

ドア開けの作成方法

ドアの開け閉めの演出について解説した動画。なるほどなあ。マスク画像を用意してマスクに使うというのは、ドア開け以外にもいろいろと参考になるかも(使いこなせるか自信なし)。

私も以前、HRプロジェクト第2回にてドア開けをやったことがありました。

(以下、詳しくは「続きを読む」でどうぞ)



この時にやった方法は下記の通りでした。

素材画像の準備

(1)ドアの中の画像 (画像検索かけてヒットしたものからお借りしました)

(2)ドアだけを切り抜いた画像

それぞれ、周囲の透過させる部分を適当な色で塗りつぶしておきます。上の2枚の画像では、紫色で塗りつぶしています。
もちろんこの時、2枚の画像は

  • 縦横のサイズを揃える
  • 透過範囲を揃える

ということが必要です。

元画像の上に重ねる

AviUtlのレイヤー上で、背景画像の上に(1)ドアの中の画像、その上に(2)ドアだけを切り抜いた画像を重ねます。
そして、(1)(2)の画像に対して、「クロマキー」等でさっき塗りつぶした色を指定して透過させておきます。

ドアを動かす

後は、(2)の画像を動かすだけ。この時、座標を動かすのはもちろんですが、それだけだと戸袋に入っていきませんので、合わせて「クリッピング」をかけます。実際に設定した内容がこちら。

X座標を11→-89へ100ピクセル左に動かすと同時に、「クリッピング」で左側をクリップするピクセル数を0→100に変化させます。つまり、移動させた分だけクリップする。こうすることで、まるで戸袋に入っていくかのような演出になります。これで完成です。


お気づきの方もいるかと思いますが、この方法だと、ドアの奥の窓の向こう、つまり(1)の画像の窓の奥を透過させることはできません。そういうところまでこだわりたい人には、紹介した動画のようなマスク処理の手法が必要になるかと思います。

また、正面向いた画像なら処理しやすくても、斜め向きのアングルだと苦戦するかもしれません。拡大縮小とかいろいろ駆使すれば、力技でなんとかなりそうな気もしますが。

ちゃんとした方法で作るなら動画で紹介された方法、多少雑でも手軽に作るなら上の方法、ということになるかと思います。それぞれにあった方法で試していただければという次第です。


こういうノウハウ動画っていいですね。最近思うんですが、プレビュー機能について解説したまとまったものがないような気がするので、そういう動画を手が空いたら作ろうかと思ったりしたりしなかったり。ただ、あまり期待はしないでくださいね。