君と、A列車で行こう。

鉄道とシミュレーションゲーム「A列車で行こう9」を中心に綴るブログ。当面、東北地方太平洋沿岸の訪問をメインにしています。

第12回投稿しました

だいぶお待たせしてしまいましたが、なんとか4月中に上げることができました。
年度変わりはどうしてもリアルの方がバタバタして……ご容赦いただければ幸いです。

課題と解決

プロローグで紹介したライトレール線「早吉ライトレール」は、ある問題を抱えていました。

それは、車両に低床車両(広島電鉄グリーンムーバー)を使用しながら、ホームが低床対応ではないため、ホームでの画像が酷いことになるというもの。

当時、ライトレール用に使える車種が限られており、グリーンムーバーはやむを得ない選択でした。そのあたりの事情は、新シリーズはじめました。 - A列車でニコニコとに書いた通りです。

さて、それから1年が過ぎ。

TexModを利用する方法によって、テクスチャを変えていろんな車両を表現できるようになりました。
A9 Version2.0によって、低床車両用のホームも用意できるようになりました。

選択肢が広がった中で、どうやってこの問題を解消するか。

まず、ホームを電停に置き換える案。これは、Version2.0購入直後、次の画像によって一瞬で没になりました。

はみ出てますやん……

駅での見た目の齟齬を解消するための変更なので、新たに齟齬が発生するのでは意味がないわけです。
この時点で、編成を高床式に置き換えるという方向性は決まりました。

高床式にした場合の車両として、きららを京阪のシティコミューター風+京阪800系風にする、というアイディアはだいぶ前から頭にありました。

当初は、きららのテクスチャをベースに、不要な窓を消して色変えだけを行ったものを試作したりしましたが、どうもしっくりこない。

京阪の大津線用車両としては、めばちこさんが下記ページでデータを公開されています。
京阪電気鉄道 - A列車で行こう9 with TexMod wiki - アットウィキ
ただ、800系の種車阪神5500系のため、標準車体の4両固定となり、このライトレール線には導入不可。
600形?各種は、さすがに顔のてっぺんの前照灯の部分がツラいなあ、ということで、採用に踏み切れませんでした。

結局、めばちこさんの800系をベースに、きららのサイズに合うようにテクスチャを制作。そしてそれをもとにシティコミューター塗装も制作して完成、となったわけです。

テクスチャの出来は惨々たるものですが、動画として出す分にはそれほど目立っていない……のではないかと願っております。祈っております。

街並みの変化

プロローグの段階では、まだ随所に自動発展らしさが見られた沿線ですが、第1回までにほぼ手動設置に置き換わり、現在は、そのまま活かせる建物以外は全手動になっています。

一言で言うと「下町」になったわけです。やはりイメージしたのは阪堺電軌のポジション。撮り方が全然違うので難しいかもしれませんが、もしよければプロローグの動画と比較して見ていただければと思います。

BGM

本編BGMのD.B.Quartetの「The Travellers」。今では、アンドさんの渓谷の街、絶景街道シリーズのオープニングでお馴染みですが、単に明るいだけではなく、ゆったりとして艶もあり、凛としていて大人びた雰囲気もある曲……となると、フリー素材ではなかなか見当たらないのですね。

実は原曲では、最初の主題が現れるまでの前奏は4小節しかないのです。それではタメが短すぎるということで、アンドさんの動画では16小節に引き伸ばしていますが、今回はそのバージョンをお借りしまして、最初8小節をカットして前奏8小節という形にしています。

演出もなんとなく絶景街道シリーズっぽい感じがしますが、それとは別に、電王戦PVに影響された部分もあったりなかったり。