君と、A列車で行こう。

鉄道とシミュレーションゲーム「A列車で行こう9」を中心に綴るブログ。当面、東北地方太平洋沿岸の訪問をメインにしています。

Vol.05公開しました

【A列車で行こう】ダイヤの舞台裏(後編)【箱庭prj-Vol.05】 by 片翼の人 ゲーム/動画 - ニコニコ動画

なんと前作から2ヶ月半ですよ奥さん。
常々、「うp間隔もクオリティ」と言い続けてきた自分としてはまことに残念であります。

が、それだけに時間をかけた分、かなりいい出来になったのではないか……とありがちな言い訳をしておきますw

制作に関する話などは改めてこの記事に追記します。


というわけで、追記しましたので、動画をご覧になった方は続きをご覧ください。
ネタバレもありますのでご注意を。

オープニング

後編ですので、前編に続いて例のアレというのは変わらないわけです。

で、ボードも前回の使い回しなのですが、第4弾ではなく第5弾ですし、日付も変わっているわけで、そこは変更しないといけません。

その変更した部分、よく見ると色味が違っていたりして、いかにも上から貼りました的な演出を狙ってみています。当初は、手書きで書いたものをキャプチャして貼り付けるような感じで、もっとつぎはぎ的にしようという案もありましたが、加工も面倒ですし、結局時間がなくてこんな形に落ち着いています。

配線紹介

空撮に続いて配線図の提示、そして定点観測へと続きます。
定点観測については、BillHood駅のカオス度合いを見ていただくのにどういう情報を出せば効果的か考えた結果、列車の進行方向を提示して、それが1つのホームでくるくる変わるのを見ていただこう、ということになりました。

まあ正直に言うと、BillHood駅の運用については、どのホームをどの列車に割り振るか、一から見直せばもう少しまともになるとは思います。
データイムのダイヤを組んだ時にはどうとでもなっていて、すごく余裕のある使い回しをしていたのですが、そのために、ラッシュ時になって毎時2本、TX-2000系が純増になる分を入れるのに苦心したというか。
結局、このTX-2000系、列車によって2番・4番・5番・6番のどこかから出発するという、いかにも札幌らしいやりくりになっています。1日に何往復もしますし、編成によっては2編成共通運用もありますので、ポイントの時間帯別設定を駆使してダイヤ設定を行っています。

ラッシュ時ダイヤのパート

コメントで質問がありましたが、19時台で微妙に時間がずれてるのは、特急の速度が違うせいですね。120km/h〜130km/hまであるので、BillHood出発が遅いということは、130km/hの特急がHandRiceで先行の普通に追いつかないように出発を遅らせているわけです。

正直、TX-2000系は言い訳なしでは使いたくない車両です。あまりにも高性能すぎて。

BGMの方、ちょっと合わないかなと思いつつ気に入ったので強引に付けてみたのですが、これが、話の展開とピッタリあったのでびっくりです。
具体的にいうと、ダイヤグラムを出しての説明部分と、RiceStackGarden駅のVTRという2つのメイン部分に、ちょうど曲のサビが来る形になって、すごくメリハリがついた感じがします。

この曲名、「Peace of Lost Puzzle」っていうんですが、「PeaceじゃなくてPieceじゃないの?」と思いつつ、作者が書いた内容を尊重して、最後のクレジットにも「Peace」と書いています。ひょっとしたら「失くしてしまったパズルが、(どこに行ったかわからないけど)無事でいられるように」という願いを込めた曲かもしれませんから。

????のパート

これの最初の画面遷移は結構お気に入りです。
プレビューモードで2カット使ってまして、1カット目が「加速」「減速」指定で視点移動。2カット目が移動先(????付近)で完全固定、となっています。

この場所、マップの結構隅の方にありまして。マップ外が見えてしまうと途端に格好悪くなるので、視点の設定にはかなり注意を払っています。

テキスト面では、モデルとなった某駅を想起させる内容となっています。
その某駅についていろいろと調べた結果、当初はもっと生々しい話を入れていたのですが、さすがに外しました。
「鉄道ファンが軌道内に立ち入り、列車と衝突する死亡事故も発生した」「そうした状況を受けて、鉄道会社が駅の廃止を決断した」みたいな。そこまで現実と合わせる必要もありませんから。

キハ150形のパート

ここで、「StoneHuntHitAway」「NewTenOceanRiver」という駅名が突然出てきますが、ここまで動画をご覧いただいた皆様なら何を指しているかはすぐにおわかりでしょう。

難しいパートでしたが、この支線をちゃんとしたコンテンツとして扱えたことと、キハ150形の奮闘ぶり(?)を伝えることができたことで、結構満足しております。

そもそも、ダイヤ組む時点で別にキハ201系に統一してもよかったのですが、それじゃ味気ないですしね。

寝台特急のパート

冒頭、285系側が朝のシーンなのは、車両愛称の「サンライズ」にちなんでいる……ってのは誰でもわかる話ですね。

終着駅に到着するアナウンスで、動画の終わりも兼ねるという手法は、プロジェクトとは別にアップした水辺の都市で使った方法そのままなのですが、間にエンドクレジットを挟む構成や、BGMとの相乗効果もあって、結構効果的に演出できたんじゃないかと思います。

今後について

一応の一区切りになるのかなと思うのですが、でも、個人的にはまだ紹介し足りない部分があるんですよね……。

実は、まだ動画で全く触れられていない鉄道路線が1つあります。

それから、鉄道の沿線から外れたところもいろいろと作りこまれていて、それらを紹介しないまま終えてしまうのも勿体無いと思っています。バスもいろいろと設定されてますし。

そんなわけで、それらの特集をしたいなあと思っていたり。

ただ、すぐには取り掛かれそうもないということもあり、実際に作るかどうかは未知数です。

今回の動画で、定番の締めとなっている「See you at the next movie」がなかったり、といって完結する風でもなかったり、少し中途半端な終わり方となっているのは、そうした状況の反映でもあります。