君と、A列車で行こう。

鉄道とシミュレーションゲーム「A列車で行こう9」を中心に綴るブログ。当面、東北地方太平洋沿岸の訪問をメインにしています。

A21Cで名鉄名古屋に挑んだ動画

【A列車で行こう21C】1面2線の駅の最過密ダイヤを作ってみた by eXpresser ゲーム/動画 - ニコニコ動画(本編)
【A列車で行こう21C】名賀谷市 検証動画 by eXpresser ゲーム/動画 - ニコニコ動画(検証動画)

A21Cで、名鉄名古屋風の駅をやってみたという動画。
要は、

  • 複数の路線が集結する1面2線の駅
  • 特急から普通まで複数種別が混在
  • すべての列車が15分間隔(A21Cの最小間隔)で発車

という駅を作ってみた、というものです。

で、コメントに

これは是非ダイヤコンテストに便乗してみたのうp主にコメントいただきたいなw

とあったので、ホイホイ釣られてこうして記事にさせていただくわけですが。


A21Cでの「15分間隔運転」というのがどのようなものかは、拙作ですが
【A列車で行こう21C】ダイヤコンテストに便乗してみた(5) by 片翼の人 ゲーム/動画 - ニコニコ動画
がある程度参考になるかと。まあ要するに、2線で交互発着にするなら簡単ですが、1線で凌ぐには結構シビアな条件でないと成立しないわけです。


その条件というのは、単純に言うと停車時間を最小化すること。そうしないと、A9と同じように、駅を抜け切る前に後ろの列車が駅に差し掛かって停車してしまいます。
A21Cのダイヤ設定は15分単位と決まっていますから、その1分前(毎時14分、29分、44分、59分)に到着するようにすれば、停車時間を最小化できます。たとえば、00分に出発して、次の駅には29分に到着し、そして30分には出発する、という具合です(1分前ではなく、2分前ぐらいでも可能かもしれませんが)。
この時の駅間所要時間は、「15n-1分」と書くことができます。
これを、駅の配置や列車速度の選択などを工夫して実現するわけです。


で、この名鉄名古屋風。物凄いことをしているように見えますが、端的に言うと「15分間隔運転」の応用編です。
つまり、この中心駅となる「名賀谷」駅と、各種別が次に停車するすべての駅との所要時分を、すべて「15n-1分」になるように調節すればいいのです。ごく単純に言えばそれだけのことです。


この発想は私も前から持ってました。ただ、中心駅と各種別の次の停車駅の位置を決めるまでは簡単ですが(簡単といっても、地形の影響があるとそうすんなりとはいかなかったり)、その後、それ以外の駅の配置を調整したり、実際にダイヤを組んだりと、いろいろと面倒な要素はあるわけです。

そんなわけで形にする気が起きなかったのですが、それを実際に手間隙かけて形にしたというのが素晴らしいと思います。

1面2線だからか単調で面白くないなぁ…

そう、意外とそうなんですよね。
【A列車で行こう9】水辺の都市 The City Reflected on the Water by 片翼の人 ゲーム/動画 - ニコニコ動画では、A9で名鉄名古屋風の駅を作ったわけですが、その駅の固定カメラ動画を作ろうかなと思いつつやっていないのは、まさに単調で面白くないからだったりします。

すごい。すごいんだけど動画として、面白いかと、言うとかなり残念な、そこはもう少し頑張って、もらいたいかなぁ・・・

すごいなら良いじゃないですか。必要な情報は過不足なく提示されてますし。
凝った編集の動画が見たいなら、ニコ鉄でも見てればいいんです。